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「結婚式を挙げることになったけど、どうしても招待したくない人がいる場合、どうすればいいんだろう?」
そんな風にお悩みの方はいませんか?
結婚式に呼びたくない人がいる場合、「相手との人間関係を壊したくない」ことを理由に結婚式を挙げること自体を隠すのはNGです。結婚報告をしたうえできちんと理由を伝え、呼べない旨を説明するのがマナーです。
そこでこの記事では「結婚式に呼びたくない人への断り方」を、下記のシチュエーション別に紹介します。
- 相手別
- 呼びたくない理由別
最後までお読みいただくと、相手に嫌な思いをさせず、丁寧に断る方法がわかるようになります。招待状を送る前にぜひ参考にしてください。
目次
【相手別】結婚式に呼びたくない人の断り方
ここでは、結婚式に呼びたくない人の断り方を相手別に紹介します。
「呼びたくないから」という理由で結婚することや挙式することを隠すのはNG。招待できない事情をきちんと伝え、相手に嫌な感じを与えず納得してもらうことが大切です。
断り方といっても、職場の上司や友人、親族など相手によって伝え方や注意するべきポイントが異なります。ここでは、下記のシチュエーション別に断り方と注意点を解説します。
- 仕事関係の人(上司、同僚)
- 友人
- 親戚
状況に応じて、適切な断り方を検討してください。
仕事関係の人の場合の断り方:申し訳ない気持ちを伝える
- 会場に入る人数が限られている
- 結婚式はアットホームな雰囲気にしたい
- 職場とプライベートの付き合いは分けたい
上記のように、会社の人を結婚式に招待したくない理由はさまざまあると思います。
仕事関係の人を結婚式に招待できない場合は、申し訳ない気持ちと一緒にその旨を伝えるといいでしょう。具体的な伝え方には次のようなものがあります。
「身内と、ごく親しい友達だけを招いて行うことに」
「両親が高齢のため、実家の近くで行うことに」
大切なのは、「結婚式には来てほしいけど、理由があり招待できない」と伝えることです。次の章から、職場での関係別に断り方や注意するべき点を解説します。
上司を呼びたくない場合
職場の上司は、参列者のなかでも主賓にあたる大切なゲストです。そんな上司を結婚式に招待したくない場合は、相手の気持ちを害さないよう、呼びたいけど呼べない旨を伝えましょう。
相手のことも尊重し、招待できず残念な気持ちを伝えられるのが理想です。
また、上司を招待しない結婚式では、主賓のスピーチや乾杯の挨拶をなしにすることで違和感がなくなります。ただし、上司は呼ばなくても披露宴のカタチ上スピーチを行いたい場合は、恩師や年長の親族に頼むといいでしょう。
同僚を呼びたくない場合
同僚を招待しない場合は、結婚式ではなく二次会に参加してもらうようにすると角が立ちません。
同期と異なり同じ職場で働く先輩後輩を含めた同僚は、結婚式に招待するまでの関係性ではない・・・と考える方もいるかもしれません。そんな場合は、二次会に招待するのが無難です。
同期は呼びたいけど上司は呼びたくない場合
なかには、「仲の良い同期は招待したいけど、上司や同僚は呼びたくない」と考える方もいるでしょう。
主賓となる職場の上司を呼ばないのは、親から不思議に思われてしまう場合もあるかもしれません。
まずは親と話し合い、どうして招待しないのかを伝えましょう。「親しい人だけに来てほしいから、上司は呼ばないことにした」などと伝えるのがおすすめです。
また、同期を招待し上司を招待しないことで、会社で変に思われないかな?と不安に思う方もいるかもしれません。その場合は、上司には結婚式を挙げることを隠すのではなく、「親しい友人だけを招いて挙式することにしました」などと伝えるといいでしょう。
友人の場合の断り方:招待できない理由を伝える
職場の人を結婚式に招待しない場合はある程度決まった伝え方が存在するのに対し、これといった伝え方がないのが友人の断り方。テンプレートがないのでどうやって伝えたらいいのか悩んでしまう方も多いのではないでしょうか。
結論からお伝えすると、招待したくないから結婚式を挙げるのを秘密にしておくのではなく、招待できない理由を隠さず伝えることがマストです。これは、職場の人や友人に関係なく共通していえます。
ただし、招待したくない友人との関係やその理由によっても伝え方や注意するべき点が異なるので、1つずつ解説していきます。
グループ内の1人を招待したくない場合
1つめのケースが、同じ仲良しグループにいる1人だけを招待したくない場合です。
先ほどから、職場の人と同様に招待できない理由をしっかりと伝えることが大切だと述べてきましたが、この場合「親しい友達だけを招いて挙式することにした」という伝え方はNGです。なぜなら、上記のように伝えてしまうと、相手に「じゃあ私とは仲良くないの?」と思われてしまうからです。
したがって、同じ仲良しグループのなかに招待したくない友人がいる場合は、次のように伝えるといいでしょう。
「幼少期(小学生/中学生など)時代からの付き合いがある人だけにした」
また、参列してもらう仲良しグループの他のメンバーにも協力してもらった方が安心です。
- SNSへの写真投稿は控える
- 招待しない友人の前では結婚式の話をしない
上記のような、挙式前後での協力が必要です。
子供と一緒の参列を断りたい場合
結婚式に招待したくない友人の2つめのパターンが、子供と一緒に参列する場合です。
挙式中に泣いてしまったり会場内を走り回ったりと、結婚式に子供が参列することに対し不安を感じる方もいるでしょう。すでに子供がいる友人を結婚式に招待したくないと考える方もいるかと思います。
そんな場合は、次のように伝えるといいでしょう。
「ベビーベッドなどの設備が整っていない」
「坂やスロープがないので、ベビーカーでの移動に負担をかける」
相手にとって都合が良くないので結婚式への招待ができないと伝えるのが親切です。
また、正直に招待できない旨を伝えたい方は、「落ち着いた雰囲気で結婚式をしたいので、子供の参列を控えてもらうことにした」などの言い方だと嘘もなく相手に悪い印象を与える心配もありません。
結婚式に呼ぶほどの仲ではない場合
結婚式に招待したくない友人のなかには、「結婚式に来てもらうまでの仲ではない・・・」という友人もいるかもしれません。
そんな場合も、同じ仲良しグループの1人を招待しないケースと同様に、「親しい友人だけを呼んで挙式を行う」などの伝え方はNGです。
「会場が小さく、招待できる人数に限りがあるため、頻繁に連絡する人だけを呼ぶことにした」
「パートナー側のゲストの招待人数とあわせるため」
上記のように、きちんと理由があり招待できない旨を伝えましょう。
また、可能であれば二次会に招待すると親切です。二次会であれば結婚式よりも比較的大人数でアットホームな雰囲気が出せるので、そこまで親しくない友人ともお互い気を遣いすぎずに過ごせます。
結婚式に招待してくれた人を呼ばないのは失礼?
この記事を読んでくださっている方のなかには、
「相手の結婚式には招待してもらったけど、自分の式には招待したくない・・・。これって失礼?」
とお悩みの方もいるのではないでしょうか?
相手の結婚式に呼んでくれたからといって、あなたもその人を自分の式に招待しなければいけないという決まりはありません。ですので、心配に思っていた方も安心してください。
これまでに紹介したような伝え方できちんと招待できない理由を説明すれば、結婚式に招待しなくても失礼にはあたりません。
結婚式のゲストは、挙式の予算や雰囲気、2人の気持ちにも関わる大切なパートです。「相手の結婚式には呼ばれたから」という理由で、あまり招待したくない人を無理に招待する必要はないので安心してくださいね。
親戚の場合の断り方:まずは話し合いからはじめる
もしかしたら、結婚式に呼びたくない親族がいる方もいるかもしれません。しかし、職場の人や友人とは異なり、親族は基本的に呼びたくなくても招待するべきです。
どうしても呼びたくない理由がある場合でも、自分だけで判断せず、まずは親と話し合いましょう。なぜなら、結婚式に招待しなかったことでもし親戚関係のゲストとのトラブルが発生した場合、最初にクレームを受けるのはあなたの親だからです。
「きちんと会って直接話をしなきゃ」と考える方もいるかもしれませんが、この場合、結婚式に招待できないことは親に伝えてもらうのがベターです。面と向かって話をすると、関係によっては揉めてしまう可能性もあります。
まずは自分の親に呼びたくない理由をきちんと話し、納得してもらったうえで協力をお願いしましょう。
兄弟や姉妹を招待したくない場合
兄弟や姉妹を結婚式に招待したくない場合も、やはりまずは親に相談しましょう。その際、招待したくない、またはできない理由をきちんと伝え、親にも納得してもらうことが大切です。
最初に親に納得してもらってから、兄弟姉妹に話してもらうようお願いします。
いとこを招待したくない場合
結婚式にいとこまで呼んでしまうと、招待ゲストの数が増えすぎて大変になってしまうので、いとこを招待したくない、と考えるパターンはよくあるそうです。
そんなときは、ゲストとして招待する人の線引きを明確にしていることを伝えるといいでしょう。
「人数の関係で、代表として年長のいとこだけを招待することにした」
招待するゲストの数が増えるとそのぶん料理やドリンク、席次表などの準備や費用がかさんでしまうので、呼べないゲストが出てくるのは仕方のないことです。上記で紹介したように、きちんと理由とあわせて招待するゲストとの線引きを伝えることで、相手に嫌な思いをさせず断れます。
【理由別】どうしても断れずに招待した場合、当日の対処法
これまで、結婚式への招待を断る方法を相手別に紹介してきました。ですが、なかには「仕事の都合」や「相手との関係性」を理由に、本当は招待したくなくいけどどうしても呼ばざるを得ない人がいる場合もあるかと思います。
そこでこの章では、招待したくなかった人を結婚式に呼ぶことになった際、当日どんな対処法があるのか、また大切になる心構えなどを、結婚式に呼びたくない理由別に解説します。
酒癖が悪い、雰囲気を壊してしまう
- お酒を飲むと口が悪くなる
- 空気が読めない(スピーチ中に大声で話す、新郎新婦の過去の話を必要以上に暴露する)
上記のように、マナーが悪い人を結婚式に呼ぶことになった場合。
事前にやんわりと注意したり、同じテーブルになる人(友人)に気を付けて見てもらうようお願いするなどの対処法が挙げられます。酒癖の悪い人に対しては、飲みすぎだと感じたら止めてくれるような人と同じテーブルにしたり、なにか気になる点がある場合は事前に注意しておいたりするのも手です。
子供がうるさい
子供がいる人を招待せざるを得なかった場合は、当日、子供を実家や他の家族に預けてきてもらえないかを聞いてみましょう。
小さな子供のいる結婚式では、会場を走り回ったり静かにしているのが難しかったりと、大事な場面でトラブルが起きてしまう可能性があります。できれば招待したくなかったけど、どうしても呼ばなければいけなかった場合は、当日子供を預けてこられないかお願いしてもいいでしょう。
過去に嫌なことをされた
もしかしたらなかには、過去にトラブルがあった・嫌なことをされた相手を結婚式に呼ぶべきか悩んでいる方もいるかもしれません。
ですが、本当に嫌なのであれば無理に呼ぶ必要はないと思います。一生に一度の大切な結婚式。あとで思い出したときに後悔のない選択をするべきだと私は考えます。
その相手がもし「今後も関わりたくない」「関わる予定はない」と思う人であれば、挙式後は自然と疎遠になっていきます。ですので、「招待してもらえなかった」と恨まれるようなことがあっても、気にしなければ問題ありません。
大事な結婚式の日を大切な人達に囲まれ気持ち良く過ごすか、嫌な思い出のある人を呼んでぎこちなく過ごすか、どちらが良いと感じるでしょうか?
あなたが本当に呼びたくないと思う人なら、無理に呼ぶ必要はないと私は思います。
結婚式に呼ぶほどの仲ではない
「友人ではあるけど、結婚式に来てもらうほどの仲ではないな」という人もいるかもしれません。
かといって招待しないのも悪い気がするような場合は、結婚式ではなく二次会に招待するのがいいでしょう。二次会であれば結婚式より参加人数も多く、大勢でのワイワイとした雰囲気があるので、気まずく感じることもありません。
呼びたくない人がいる場合は「呼ばない決断」をすることも大切
結婚式は、2人と両家の新たなスタートを祝う大切な日。トラブルを防ぎ、思い出に残る1日になるよう、招待するゲストを選ぶのも2人の重要な課題です。
これから夫婦として歩んでいくのだから、責任感と強い意志を持って、呼びたくないと思う人はしっかりと断るのも大切です。「相手にこう思われたらどうしよう」ではなく、自分と周りの人のためになる決断を下したいですね。
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