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結婚が決まったら結婚式の準備に取り掛かる前に必要なのが結婚報告。相手にも祝福してもらいその後の手続きをスムーズに進めるためには、失礼のないように結婚報告をする必要があります。
しかし、結婚報告をするにあたり下記のようなお悩みを抱えている方は多いのではないでしょうか?
「結婚報告ってそもそも誰にすればいいの?」
「結婚報告は入籍前にするもの?それとも入籍後?」
「どういう風に伝えたら相手に失礼にならないかがわからない」
そこで今回は、結婚報告をするタイミングや伝えるべき内容、気になるマナーを相手別に紹介します!
結婚後も相手と円満な関係を築いていくためにも、ぜひ最後までチェックしてください。
目次
結婚報告は誰にする?相手別の最適なタイミングとは?
そもそも、結婚報告は誰にすれば良いのでしょうか?誰にまで伝える必要があるのかがわからない方もいるかと思います。
一般的には次のような方々に結婚報告をする人が多いです。
【結婚報告をする人】
- 両家の親
- 職場の人
- 友人
- 親戚
上記はすべて結婚報告が必須なわけではありません。相手との関係性やパートナーとの話し合いの内容も考慮し、柔軟に対応していきましょう。
結婚報告をする相手とそれぞれの報告時期は次のとおりです。
【相手別・結婚報告のタイミング】
- 両家の親:プロポーズをされてから
- 職場の人:結婚が決まってから
- 友人:結婚式に招待する場合は招待状を送る前に
- 親戚:両家の親と相談してから
さっそく詳しく見ていきましょう。
両家の親:プロポーズをされてから
結婚の報告を最初にするべきなのは両家の親です。プロポーズをされたタイミングで、「この人と結婚したいと思ってる」という旨を報告します。
このとき注意するのは、両親に結婚報告をする際には「結婚します」ではなく「結婚したいと考えています」と伝えることです。というのも、入籍前に両家の親に結婚報告をすることで、2人の結婚を認めてもらう必要があるからです。
プロポーズされたからといって2人で入籍手続きを進めてしまうのはNG行為です。最初に両家の親に報告をし、2人の結婚を承諾してもらいましょう。
※※「結婚 挨拶」記事の内部リンクを貼ってもいいかな、と思います※※
結婚報告をする際の注意点やマナーについてはこちらの記事で解説しています。
職場の人:結婚が決まってから
職場の人に結婚報告をするのは、両家の親に結婚が認められ入籍することが正式に決まってからです。メールや電話ではなく、直接報告するようにします。
職場の人に結婚報告をする場合は、挙式の3ヶ月前くらいを目安にするといいでしょう。理由は主に2つあります。
- 結婚後に退職する場合は、それまでに引継ぎ後継者の決定が必要になるから
- 結婚式への参加をお願いする場合は休暇の調整が必要になるから
- 入籍に伴う諸手続きに手間がかかるから
結婚すると、苗字や住所の変更だけでなく結婚後に退職する場合は引継ぎや後継者の決定など、職場にもさまざまな影響を与えます。他人の業務にも影響を与える可能性があるので、余裕をもって準備ができるよう、結婚報告をする際はできるだけ早めにするのがおすすめです。
友人:結婚式に招待する場合は招待状を送る前に
友人への結婚報告には、特に決まったタイミングはありません。
強いていえば、結婚式に招待したいと考えている友人には招待状を送る前にあらかじめ結婚報告をしておきたいところ。「招待状が届いてはじめて結婚を知った」という事態のないようにしましょう。
できれば直接会って結婚報告をするのが1番理想的ですが、遠方に住んでいたり互いに忙しかったりと難しい場合は、電話やテキストで報告しても問題ありません。
交友関係が広い方は、伝え漏れのないように注意しましょう。結婚報告をされていなかった友人が他の友人ずてに結婚の話を聞くと、「私だけ聞いてない?」と嫌な気持ちにさせてしまう可能性があります。
特に親しい友人には直接または個別で、その他の友人にはSNSやグループチャットを利用して結婚報告をするのがおすすめです。
親戚:両家の親と相談してから
親戚への結婚報告は、両親からしてもらうケースもあります。親戚といっても関係や距離感はさまざまなので、親に相談しながら進めた方がスムーズにいく場合があるからです。特に親しい親戚以外は結婚したことを両親から伝えてもらい、あわせて結婚式の日付や出席について確認してもらうといいでしょう。
結婚式に招待する予定の親戚であれば、結婚報告とあわせて式の詳細やお車についても話を進められます。
特に親しい親族の方には、親から結婚報告をしてもらったあと改めて「結婚したよ」と自ら連絡を入れるとより親切です。
結婚報告をする際の注意点・マナー
ここでは、結婚報告をする際に気をつけたい注意点やマナーを紹介します。
結婚報告をする相手別に気を付けるべきことが異なります。相手に失礼のないよう結婚報告をするためにぜひ参考にしてください。
【結婚報告における注意点やマナー】
- 職場に報告する場合は伝える順番に気を付ける
- 報告の内容は「結婚します」だけではNG
- SNSでの報告は内容とタイミングに気を付ける
- 仲良しグループのなかで結婚を知ってる人・知らない人を作らない
どれも大切なポイントですので、1つずつ解説していきます。
職場に報告する場合は伝える順番に気を付ける
職場の人に結婚報告をする際に重要なのが、伝える順番。結婚報告はまず直属の上司にするのがマナーです。そのあとの順番は一般的に次のようになります。
【職場で結婚報告をする順番】
- 直属の上司
- その上の上司(直属の上司が伝えてくれる場合あり)
- 同じ部署の同僚
- 他部署の人たち
直属の上司に結婚報告をしたあと、そのあと報告する順番について確認をお願いしましょう。場合によっては直属の上司から他の上司や部署に報告をしてもらえるケースもあります。
注意するべきなのは、仲の良い同僚に先に結婚報告をしたい場合です。親しい同僚にまず報告したい場合は伝えても問題ありませんが、上司に報告するまでは職場で結婚の話はしないよう頼んでおきましょう。職場のうわさ話で上司に結婚のことが知られてしまう可能性があります。
報告の内容は「結婚します」だけではNG
結婚報告をする際、「結婚します」とだけ伝えるのはNGです。なぜなら、報告をされた側も反応に困ってしまうからです。
結婚することで今後どのような動きが必要になるかが伝わるよう報告するようにすると親切です。具体的には次のような内容を結婚報告に含めるといいでしょう。
- 仕事はどうするのか
- 結婚式は挙げるのか
- 自分は招待されるのか
- 引っ越しはするのか
ただ「結婚します」といわれても、友人は「おめでとう」しか言えません。そのあとにお願いしたいことや動きがある場合は、具体的に伝わりやすいように報告することを心掛けましょう。
SNSでの報告は内容とタイミングに気を付ける
なかには、結婚することをSNSに投稿する方もいるかと思います。SNSで結婚報告をする際は、公開する内容とタイミングに気をつけましょう。
SNSは不特定多数の誰かの目にとまる可能性があります。必要以上の情報を載せてしまうと思わぬトラブルに繋がる恐れがあるので注意が必要です。
結婚報告をSNSで行う際には親しい人たちだけが見られるようにする、掲載する情報に気を付けるなどの注意が必要です。
また、気持ちが先走り、職場の上司や親しい友人に結婚の報告をする前にSNSに乗せてしまうことのないように気をつけたいところ。大切な人には、最初に自分から直接報告するのが親切です。
遠方に住んでいるなどの理由で直接会うのがなかなか難しい友人もいるかもしれませんが、そうのような場合は電話やテキストであらかじめ報告するようにしましょう。
仲良しグループのなかで結婚を知ってる人・知らない人を作らない
友人に結婚の報告をする際は、仲良しグループのなかで結婚を知ってる人・知らない人ができないようにしましょう。まだ結婚の報告を聞いていない人が他の友人から結婚のことを聞いてしまうと「私だけ後回し?」と嫌な気持ちにさせてしまいます。
もし事情がありグループのなかの誰かにだけまだ結婚報告をしない場合は、先に伝えるメンバーに「あとで私から直接報告するので、それまでは黙っていて欲しい」とお願いしておきます。
大切な友人の間で仲間外れ感を感じさせることのないよう、伝え漏れや伝え方に注意したいですね。
結婚報告で使える例文をご紹介
結婚報告といっても、具体的にどんな内容をどのように伝えたらいいのか悩んでしまう方もいるのではないでしょうか。結婚報告をする際には、相手に失礼のないよう伝えなければと不安に感じている方もいるかもしれません。
ここでは、結婚報告で使える例文を報告する相手別に紹介します。
あくまで文例なので、実際の状況や相手との関係性に応じて適宜変更していただけると幸いです。
両家の親への結婚報告
両家の親に結婚報告をする際は、「結婚します」ではなく「2人の結婚を許してほしい」というスタンスで伝えます。また、入籍前に一度改めて直接挨拶がしたい旨もあわせて報告しましょう。
【親への結婚報告の例】
「〇〇さんにプロポーズしてもらい、結婚したいと思っています。改めて直接挨拶がしたいので、時間を作ってもらえないでしょうか。」
「本日は改めて、〇〇さんとの結婚のご了承をいただきたいと思っています」
「本日は私たちの結婚をお許し願いたくお時間をいただきました。まだまだ未熟なところもありますが、〇〇さんと一緒に幸せな過程を築いてまいります。どうか、私たちの結婚をおご了承くださいますでしょうか。」
職場の人への結婚報告
続いて、職場の人に結婚報告をする際に役立つ文例を紹介します。
結婚報告で伝えるべき内容は、退職や妊娠の有無、結婚式の予定などにより異なります。それぞれの状況にあった文例を紹介するので、ぜひ参考にしてください。
【結婚式に招待する場合】
「このたび結婚することになりました。〇月に結婚式を挙げる予定ですので、ご列席いただけませんでしょうか。招待状は後日改めてお渡ししますので、よろしくお願いいたします。」
「私事で恐縮ですが、このたび結婚することになりました。結婚後も変わらず勤務させていただきたく存じます。〇月に結婚式を予定しておりますが、ご出席いただけないかと思っております。その際はスピーチもお願いできますでしょうか?」
まずは、直属の上司を結婚式に招待したいと考えている場合です。結婚をすることに加え挙式することを伝え、上司に参列してほしい旨を伝えましょう。式場や日程などの詳細情報については「後日招待状にてご案内いたします」と伝えます。
披露宴で乾杯の挨拶やスピーチをお願いしたいと考えている場合は、結婚報告とあわせてお願いしておくのがスムーズです。
【結婚式に招待しない場合】
「私事で恐縮ですが、このたび結婚することになりました。結婚式は〇月に親族のみで挙式の予定です。今後ともご指導よろしくお願いいたします。」
結婚式は挙げるけど、上司は招待しない場合は「挙式は身内だけで行います」のように伝えると角が立ちません。
【結婚式を挙げない・仕事も続ける場合】
「このたび結婚することになりました。挙式や新婚旅行の予定はありませんが、入籍にともなう手続きなどでお手数をお掛けすることがあるかもしれません。仕事は変わらず続ける予定ですので、今後とも何卒よろしくお願いいたします。」
結婚報告をされた際に会社側が気になるのが今後も仕事は続けるのかどうかです。結婚後も変わらず仕事を続ける場合は、その旨も報告すると親切です。
【結婚を機に退職する場合】
「このたび入籍いたしました。今後について相手と話し合った結果、引っ越すことになりました。大変恐縮ですが、〇月いっぱいで退職したいと考えています。それまでは変わらず精一杯務めますので、どうぞよろしくお願いいたします。」
結婚を機に仕事を辞める場合は、結婚報告と一緒に退職を考えている旨を伝えましょう。退職するまでに後継者をみつけ、引継ぎをする必要があります。他の人の業務にも影響を与えるので、退職を考えている場合は早めに結婚報告をするのがおすすめです。
【妊娠がわかっている場合】
「このたび結婚することになりました。実は妊娠していることがわかり、〇月に出産予定です。通院や体調不良などでご迷惑をお掛けすることもあるかと思いますが、何卒よろしくお願いいたします。」
結婚報告時に妊娠がわかっている場合は、出産予定時期とあわせて報告することがおすすめです。
妊娠中は、つわりや体調不良などで急に仕事を休まなければいけなくなるなど職場に負担をかけてしまう可能性もあります。しっかりと報告しておき、サポートしてもらえるような体制を整えてもらえるよう相談しましょう。
友人への結婚報告
友人への結婚報告は親や職場の上司のときとは違い、特に決まったマナーがあるわけではありません。「平等に報告すること」を意識すれば、基本的には問題ないので安心してください。
【友人への結婚報告の例】
「結婚することになりました!〇月に結婚式を挙げる予定なので、ぜひ参列してもらえると嬉しいな」
「結婚することになりました。今度直接会って報告したいな」
「このたび入籍することになりました。新しい苗字は〇〇です。今後もよろしくね」
できれば直接会って報告するのが望ましいですが、なかなか難しい場合もあるでしょう。その場合はSNSやグループチャットで報告しても大丈夫です。
相手との関係性に応じて柔軟に対応しましょう。
親戚への結婚報告
場合によっては、親から親戚に結婚報告をしてもらうケースもあるかと思います。結婚の報告をする親戚は、特に親しい間柄の人であることが多いです。「〇〇(おばあちゃん、おじいちゃんなど)には私から直接報告したくて」と伝えると喜んでもらえること間違いなしです。
【親戚への結婚報告の例】
「結婚することになりました。お世話になったおじいちゃん/おばあちゃんにはぜひ結婚式にも来てもらいたいな」
「先日、〇〇さんと入籍しました。親戚には親からお母さんから伝えてもらう予定だけど、おじさんには私から直接報告したくて」
結婚報告はマナーを守り、今後付き合いも円滑に
結婚報告は、相手別のタイミングとマナーに気を付けることで今後も円滑な関係を続けられるようになります。2人の結婚を祝福してもらうためにも、正しいマナーを意識して結婚報告をしましょう。
結婚報告をする人と、相手別の報告するタイミングは次のとおりです。
【相手別・結婚報告のタイミング】
- 両家の親:プロポーズをされてから
- 職場の人:結婚が決まってから
- 友人:結婚式に招待する場合は招待状を送る前に
- 親戚:両家の親と相談してから
今回紹介した内容を参考に結婚報告をし、新婚生活をスムーズに始めるためのお役に立ててください。
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