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愛する人に結婚を申し込む「プロポーズ」とは、その言葉もさることながら、場所選びも大事です。
プロポーズの思い出にはその風景もついてくるもの。一生の思い出に残るものなので、できるだけロマンチックな演出をして、恋人に喜んでもらいたいと企画を練る人もいるのではないでしょうか。
昔から「クリスマスに夜景の見えるレストランで突然婚約指輪を渡されて…」というラグジュアリーなシチュエーションを理想とする人が多いイメージですが、現実としてはプロポーズの場所はどんな所が理想的なのでしょうか。
今回、当サイトでは独自にアンケート調査を行いました。既婚、未婚ともに女性をターゲットにしたアンケートですが、既婚女性も「本当はこんな場所が良かった」と考えているなど、必見の結果となりました。
まずは「なぜプロポーズの場所選びが大事なのか」についてお話しします。
目次
プロポーズの場所が大切な理由とは
プロポーズの瞬間とは、その後何年、何十年と経っても思い返すものです。思い出の場所として、結婚記念日にはまた同じ場所を訪れるなど、夫婦ふたりだけのイベントごとができるきっかけにもなるかもしれません。
もし、プロポーズの場所がラブホテルだとかチェーン店のラーメン屋だったりすると、相手もがっかりして落ち込んでしまうこともあり得ます。
どんな場所も2人だけの特別なものになる可能性を秘めていますし、上記の場所でも風情があるかもしれません。しかし、あまりにも2人の所縁のない適当な場所でプロポーズしてしまえば、結婚を前提に付き合っていたとしても最悪断られることも考えられます。
また、その場所に2人きりであるか、周りに人がたくさんいる場所であるかという要素でも、そのプロポーズの良し悪しを分けるでしょう。
一般的にプロポーズを受ける側とされる女性の中にも、プロポーズをプライベートなものと考える人、または大勢の前で派手に告白して欲しいと考える人と、好みが分かれます。
その中で肝心なのは、自分の彼女がどんな性格で、どんなプロポーズを好むのかということ。定番だからといって夜景の見えるレストランでのプロポーズが必ずしも喜ばれるわけではないのです。
では、以下から具体的に、プロポーズの場所選びが必要なわけについて解説していきます。
一生の思い出に残るから
プロポーズの場所が重要であるのはなぜかといえば、「一生の思い出に残るから」というのがもっともな理由です。
プロポーズという恋愛関係の中でも最高潮の出来事を思い返したとき、いまいちな光景が脳裏に浮かんでは残念な気持ちになるでしょう。プロポーズの思い出は幸せなものであって欲しいところです。
それに、結婚やプロポーズに憧れを抱いている女性は、プロポーズには理想を求めています。「誰もいない砂浜で…」とか「花火の見えるマンションの屋上で…」とか、ドラマチックな展開を夢見る女子も多いのではないでしょうか。
とはいえ、プロポーズは恋人と2人のもの。どちらか一方のためだけにあるものではなく、2人でこれからの人生を歩んでいく新たな門出となるものです。
ずっと一緒に居たいと思える大切な恋人がしてくれたプロポーズなら、多少理想に沿っていなくとも受け入れられることでしょう。
また、プロポーズも結婚も大事なのは「タイミング」なので、そろそろ結婚の話がしたいなと思ったら、しばらくデートに行く場所をプロポーズにふさわしそうな場所を選んでみるのがおすすめ。
良い雰囲気になった時を待つのです。あまり焦って演出をしようとするよりも、自然な流れで、素直な言葉でするプロポーズが一番です。
残念な場所が思い出に残れば…
プロポーズのやり方によっては、その先の未来に不安を感じさせ、返事を保留にされたり断られる可能性も出てきます。
結婚は法的、また人によっては宗教的にも大きな意味を持ちますから、「なんかそう思った時にパッと言えばいい」というわけではないのです。
プロポーズの場所も、高級感あるレストランやホテルのスイートルームがふさわしいカップル、はたまた四畳半フォーク的な風情の似合うカップルと色々。ですが、あんまり自分達にそぐわない、しっくりこない場所でしてしまうと、「この人は違うのかも」と思われることもあるでしょう。
数年前、筆者は男女の友人たちと「理想のプロポーズはどんなのがいいか」という話題で話をしたことがありました。そこでは1人の男性が「自宅でスルメイカとか食べてまったりしている時に結婚してって言いたい」と発言して女子に引かれていました。
しかし、彼には彼なりに「飾らない関係こそ本物の絆だ」という理由があったのです。
とはいえ、そのプロポーズのやり方が本人としては最高に愛情深い意味があったとしても、おしゃれ好きな人にとっては、その理想も理解できない可能性があります。
いくら仲良しのカップルでも、プロポーズに対する理由が異なるときは、自分だけが良いと思うプロポーズではダメかもしれない、ということです。
プロポーズの場所も、「自分達とってふさわしい場所」を考えましょう。特に、恋人の希望を汲んであげることで、相手にとって忘れられない素敵なプロポーズになります。
恋愛ドラマや映画を一緒に見て、感想を聞くことで相手の好みもわかるでしょう。
2人きりの場所?それとも人が多い場所?
「プロポーズの言葉」についての記事におけるアンケート調査では、おおよそ女性の中には「プロポーズは2人きりの時にしてほしい派」と「プロポーズは周りの人にも祝ってもらいたい派」に分かれる結果となりました。
多くの女性がサプライズのプロポーズを好むとはいえ、同時に「フラッシュモブのような周りを巻き込んだプロポーズ作戦は恥ずかしすぎて嫌だ」と感じているという傾向も明らかとなっています。
このことから、一般的にはプロポーズの場所としては周りに人が多い場所よりも、2人だけのプライベートな空間がより好まれるのではないか、と考えられます。
その女性によっては、派手で目立つプロポーズを好む人もいますが、そのような人はなかなか少数派。
人目につくような場所でプロポーズをすれば、たとえ彼女がそれを「嫌だな」と感じても、こちらに恥をかかせないよう、また周りの空気を読んで強制的に「YES」と答えないといけない、と感じる場合もあるのです。
自分の意思を周囲の環境で強制的に曲げられるのは非常に不愉快なもの。彼女の性格を考慮しつつ、彼女がプロポーズの答えを居心地良い環境で答えられるように、プロポーズの場所はプライベートな空間か、はたまた周りの人から目立つ場所にするのかを決めましょう。
また、目立ちたがり屋タイプの彼女にプロポーズをする際には、その場所が周りから目立つ環境でも良いと思われますが、そうする場合は特に彼女の回答が「YES」であるとわかりきっている方が良さそうです。
ちなみに「プロポーズの言葉選び」についての記事はこちら
公開プロポーズの良し悪し
周りに人がたくさんいる環境でのプロポーズは、彼女が100%こちらと結婚したいという意思があり、なおかつ他人から注目されることを良しとするタイプである限り成功するでしょう。
しかし、その2つのうちどちらの条件も欠けていれば、その「公開プロポーズ」は失敗に終わってしまうかも。
誰か他人の公開プロポーズを目の当たりにしたことのある人は、特にそのリスクがわかるのではないでしょうか。
万が一、他人が大勢いる中でプロポーズをして、「ごめんなさい」という回答があれば、周囲の人も巻き込んで葬式のような雰囲気になってしまいそう。もしくは、心ない人にその様子をTwitterか何かにアップされて笑い物にされるとか、辛い気持ちがその1日で終わらない可能性もあります。
また、彼女側の気持ちも考えましょう。大勢人がいる前でプロポーズを断るのは、とても心苦しいはずです。
知り合って間もない人からのプロポーズならそれでもはっきり断れるかもしれませんが、長く付き合った彼に対して目立つ場所でプロポーズを断るというのは、断られる側と同じくらい辛いはず。
それに、彼女がその場のプレッシャーに負けて、断りたいのに断れず、嫌々ながらOKした後に「本当は嫌だった」と打ち明けられ婚約破棄、となれば、こちらとしてはプロポーズをOKされて幸せの絶頂にいたのを、足を掬われて不幸のどん底に落ちる、という結果にもなりかねません。
いずれにせよ、この点で大切なのは「彼女の気持ちを考える」ということ。自分だけが公開プロポーズをやりたいがために、相手を精神的に追い詰めてはいけません。
プロポーズの場所や方法も、自分と相手の身の丈にあったものにしましょう。
「夜景の見える高級レストラン」は正統派?
「夜景の見える都会の高級レストランでダイヤの指輪を贈りプロポーズ」というのは、おそらく現代の20代〜30代にはそれほどピンとこないかもしれませんが、40代以降の世代には定番でかつ憧れのプロポーズのシチュエーションであったといいます。
とはいえ、今でも「夜景の見えるレストラン」で検索すると、「デートや記念日のお祝いプラン」や「プロポーズに最適!」という文句を目にします。現代の若い世代にも、人によってはウケが良いプロポーズ場所であるのかもしれません。
しかし、現代の経済状況としては、20代〜30代前半の平均年収は低めですから、なかなか高級レストランに行く機会を持たない人も多いでしょう。
たとえ背伸びをして、デートなどで高級レストランを選んだとしても、急に行くことになればテーブルマナーやドレスコードなどのルールがわからず、立ち振る舞いに困ってしまいそう。
バブルの世代にとっては定番のデートコース、及びプロポーズのシチュエーションであったとしても、現代の若者にとってはあまり刺さらないケースの方が多いのかもしれません。
ただ、「自分たちの手の届く範囲で」なら良い思い出になるでしょう。高級感とカジュアルさのちょうど良いレベルのレストランを探せば良いのです。
ホテルのレストランなら、プロポーズの日には奮発してスイートルームを取るということもできるでしょう。レストランの店内でプロポーズをすると人目につきますから、シャイな彼女の場合はホテルの部屋に戻ってからプロポーズをするというのもアリ。
あまり背伸びをしすぎて、自分や相手の給料に合わないホテルやレストランを選ぶと、余計に緊張してしまいますし、相手としても落ち着かず、正常な判断ができないかもしれません。
自分たちの関係に相応しいプロポーズの場所というのは、2人がこれまで付き合ってきた中で自然と「ここがいい」とわかってくるはず。「定番」のみんなが選ぶ場所も良いですが、「自分たちだけの場所」を見つけるのも、お金をかける以上の価値があるでしょう。
気張らず自宅の方が良いというパターン
近年、自宅でプロポーズをするというシチュエーションの人気が高まっているようです。
女性もサプライズは嬉しいと感じる反面、周りから目立ちたくはないという意見が多数派ですし、自宅のプライベート空間で2人きりの時間の中でプロポーズをする、落ち着いたやり方が好まれています。
また、自宅でサプライズを用意することも、案外難しい企画でもありません。
たとえば、彼女が外出中の間に自宅を花や布などで飾り付けして、ライトやキャンドルでムードを演出し、まるで違う空間のように作り替えるというもの。
帰ってきた瞬間、いつも過ごしていた部屋がとても素敵な空間になっていたら、彼女も嬉しくてクラクラしそうな計画です。そんな空間でプロポーズされるなんて、とてもロマンチックではないでしょうか。
これは、特に同棲中のカップルに有効な方法。また、腕に自信があれば、さらに手料理に美味しいワインやお茶を用意し、自宅にいながらロマンチックなディナーを楽しみ、彼女をおもてなししてプロポーズをする、ということもできそうです。
2人で暮らす家というのは、アパートやマンションならいずれ引っ越しをするとはいえ、2人の思い出が最も詰まっている場所といえます。「自宅でのプロポーズなんて地味」と思うかもしれませんが、頑張り次第では最高のプロポーズとなるでしょう。
女性174人に聞いた理想のプロポーズの場所とは
今回、HANARECOでは既婚、未婚それぞれの女性174名の方に、それぞれプロポーズの場所にまつわるアンケートにお答えいただきました。
調査目的 | 適切なコンテンツの提供を目的としたプロポーズに関する意識調査 |
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調査方法 | WEBアンケート(ランサーズ) |
調査対象者 | 一般女性20代~50代 |
有効回答数 | 174名 |
調査実施期間 | 2020/12/21~2020/12/25 |
その人によって、それぞれ理想的なプロポーズというのはヴィジョンが異なるようですが、全体的な傾向は掴めたのではないかと思われます。
「こんな場所でプロポーズをされたい!」という回答、はたまた「こんな場所のプロポーズは嫌だ!」という回答まで集計しましたので、これから彼女にプロポーズをしようと考えている方には参考になるデータです。
最近注目が高まっている「自宅でのプロポーズ」は本当に人気なのか、はたまたドラマにあるような「公開プロポーズ」をされたら女性は本当に喜ぶのでしょうか。
では、必見の集計結果を以下からご覧ください。
未婚女性が妄想する理想の場所
まず、女性174人のうち、未婚女性の81名に対し「理想のプロポーズの場所」について聞いてみました。
その回答を集計すると、それぞれの理想は「夜景の見える場所」が23名、「自宅で2人きりの場所」が28名、「高級レストラン」が17名、その他が13名という結果に。
票はそれぞれ割れましたから、この結果から見えるのは「人によって、ロマンチックを求めるのか、アットホームを求めるのか、高級感や特別感を求めるのか」が異なるということ。
彼女の性格や好みによって理想のプロポーズのシチュエーションは異なるので、どんなプロポーズが良いのかは事前にリサーチしておくのがおすすめです。
また、「自宅のプロポーズ」もそれなりに人気であることがわかりましたが、自宅で2人きりのプロポーズでは、どのような流れが期待されているのかを、具体的なコメントから紐解いてみましょう。
20代未婚女性
家でぽろっと夕食後とかにソファでくつろいでる時に『結婚しよっか。』とさりげなく言われて驚きたいです。『はあ?え?ちょ、まって、え?』みたいに困惑しちゃったりしたいですね(笑)
20代未婚女性
個人的には日常生活を普通に過ごしているときのプロポーズが理想です。例えば、よく行くお店で記念日や誕生日のお祝いをしている時とか。あとは、普通にただいまーって帰ってきて、ご飯食べ終わった後の団欒のときとかに「結婚したいんだけど」と指輪や花を渡されるとか。あんまり華やかさは求めないです。日常生活が幸せです。
これらのように、家でのプロポーズは「さりげなく」「特別ではない日常の中で」というシチュエーションが評価されています。
ただし、コメントにもみられるように、自宅プロポーズが理想的となる条件は「サプライズ」があること。後ほど既婚女性の回答の中で触れますが、自宅プロポーズでは「話の流れで」「指輪などの用意もなしに」という計画性のないものはあまり歓迎されない傾向があります。
総合的にみても、プロポーズはどんな場所でも「適当でいい」「別にしなくていい」という意見はありませんでした。どんなに長く付き合っていたとしても、ほとんどの女性が「あらたまってちゃんとしてほしい」と考えているということを踏まえ、自分の彼女に相応しいプロポーズを考えましょう。
日常 VS 非日常
未婚女性の理想のプロポーズでは、大まかに「自宅」のような「日常的な環境」と、「夜景スポット」や「高級レストラン」などの「非日常的な環境」の2つに分かれました。
まとめると、比較的にプロポーズの場所は「非日常的な環境」の方が人気という傾向です。「その他」に集計した回答の中からコメントをピックアップしてみましょう。
20代未婚女性
いろんな種類の花が咲く花畑の中。
30代未婚女性
満天の星空が見えるキャンプ場。
このように、「非日常的な環境」をプロポーズ場所の理想とする人は、夜景や星空、花畑などといった「綺麗な景色が見える場所」とまとめることができそうです。
また、自宅以外の「日常的な環境」に数えられる意見としては、
20代未婚女性
過去デートで行ったことのある、思い出のレストランやホテル、公園など。
今まで一緒に過ごした時間を実感することができるので。
「今まで2人で過ごしたことのある場所」が良いという意見が目立ちました。
これらのすべての意見を合わせて考えてみると、どんな女性に対しても喜ばれるであろうプロポーズ場所は
「2人の思い出を感じられる綺麗な場所」
ということになるでしょう。自宅でプロポーズする場合も、キャンドルや花などで飾り付けをしてみると、より喜ばれるかもしれませんね。
プロポーズはその後も思い出に残る光景となりますから、その場所はできる限り、目に映るものを素敵に整えると良いでしょう。
既婚女性が考える理想とは
続いて、既婚女性の93名に対し「今の旦那さんにされたプロポーズは理想的だったか」という質問をしてみました。
その回答はなんと、60名という過半数の方が「プロポーズは本当はこうして欲しかった」と、過去にあったプロポーズに不満を抱いていたのです。
反対に言えば、お互いに心が通じ合った恋人同士なら、万が一自分のプロポーズが彼女の理想通りではなかったとしてもOKしてもらえるということ。とはいえ、この集計結果はこれからプロポーズを控えた男性を不安にさせそうなものです。
ひとまず、具体的なコメントをみていきましょう。最も多かったのが、以下のように「もっと非日常的な環境が良かった」というものです。
40代既婚女性
プロポーズは私の部屋でされました。
理想としては夜のドライブ中、夜景の見える場所で車の中でと考えたことがあります。
30代既婚女性
家
もう少しイベントっぽく、記憶に残るような演出をしてほしかったです。
30代既婚女性
彼の実家、彼の部屋の前で
『この指輪、代々プロポーズの時に渡されている指輪なんだけど、受け取ってもらえるかな?』と指輪を見せられました。
もっと、豪華ディナーの最後にプロポーズされるとかの方が良かった。
これらのように、「プロポーズの理想は非日常派」の女性の意見としては、家でのプロポーズは物足りないようです。十分ロマンチックに感じられるものもありましたが、「わがままを言うならば」という体ではより理想的なシチュエーションがあるということになりました。
しかし、逆に「プロポーズは日常の中で、が理想」という考えの女性の中からは、このような意見も。
30代既婚女性
ホテルで「今からプロポーズします」と宣言し結婚しようと言われました。
このプロポーズが他の人に薦められた方法だと知ったので、後々なんだかな~と思ってしまいました。
ホテルでプロポーズしなくても、普通の生活の中でさらっと言うのが私たちらしいプロポーズだったなと思いました。
このように、あまり背伸びをせず、「自分たちの身の丈にあったプロポーズがしっくりくる」という意見もあります。
結果的には、たとえ彼氏側が頑張って演出してみせたとしても、その人によってされたいプロポーズは違います。ただ、彼女がどのような理想を持っていても、相手のために考えたプロポーズならば成功する可能性は高いのです。
最後に、100点満点と思えるプロポーズの例を見てみましょう。稀に見るクオリティの、彼女の好きなものをしっかり把握していた人の渾身のプロポーズではないでしょうか。
20代既婚女性
ルーマニアの古城でのプロポーズでした。
私はドラキュラが大好きなので、その舞台であるルーマニアの古城に旅行に行き、そこでプロポーズされました。
とてもロマンチックでこれ以上はないと思えるプロポーズでした。
プロポーズは「ちゃんと」しよう
また、結婚歴のある女性の中には「ちゃんとプロポーズされてない」というパターンも。
40代未婚(結婚歴あり)
プロポーズは特にありませんでした。
犬を飼い始めて部屋が狭くなったので引っ越すか。ついでに籍入れるかみたいな感じでした。
犬のついででした。
20代既婚女性
でき婚なのでプロポーズもなく、産む=結婚になってしまった。
ロマンチックな場所や言葉はいらないが、はっきりと結婚しようと言われたかった。
これはいけません。たとえその結婚がどのような形になったとしても、改めてちゃんとプロポーズしないとダメです。
このうちのひとつは離婚歴のある方の回答であると考えると、きちんと相手の気持ちを考えられなければ、将来的に別れる可能性が高いかも。
結婚は、基本的に今後一生相手と過ごすことを考えてするものですし、プロポーズもこの先一生の思い出に残るもの。幸せであるべきその瞬間に相手の「恨み」を決して残さないようにしましょう。
「こんなプロポーズ場所は嫌だ」
今度は、「こんなプロポーズ場所は嫌だ」という意見を集めてみました。
このアンケートで最も多かった回答が、「公衆の面前や人混みの中で」のプロポーズ。既婚者・未婚者174名のうち、78名がそのように答えました。
YouTubeやTikTokのような個人が投稿する動画でも、おそらく公開プロポーズの映像はドラマチックなため映えるでしょうが、女性なら誰しもそういった劇的なプロポーズを好むかといえば、全くそうではないという結果です。
そのように、目立つのが嫌だというタイプの女性は、自宅や静かな場所で2人きりのときにプロポーズをして欲しいと考えています。自分の彼女がどんなタイプかは付き合っていればわかるはずですが、もし確証を取りたければ一緒に公開プロポーズのシーンがある恋愛映画でも見て、「このプロポーズ実際されたらどう思う?憧れる?」と聞いてみるといいかもしれません。
また、人前でのプロポーズに続いて票が多かったのが「居酒屋やファミレス」などの安価なお店で適当に結婚を申し込まれること。回答者の中には「2人の馴染みの居酒屋でプロポーズされたい」という意見もありましたが、2人の思い出の地だとしても基本的には居酒屋はあまり好ましくないと考えましょう。
ファミレスのような安いお店も、色々な客が出入りしますし、チェーン店はさほど「特別な日」の場所ではないですから、周りの人からしても突然プロポーズが始まっても困惑してしまうかも。他人を素直に祝ってあげるよりは「騒音」だと思われることもありそうですし、基本的にはプロポーズに相応しい場所とは言えないでしょう。
とはいえ、「高級レストラン」も「嫌」だと思われる場所として票が入っています。その理由としては、以下のような意見が目立ちました。
20代未婚女性
あからさまな高級レストランなど思い出もないのにお金だけかかっているようなところ。
身の丈に合わない上、2人の思い出の何もないような場所は相応しくない、と考えている人もいるといことです。
また、近年注目の「自宅プロポーズ」も反対意見が22票ほど入りました。
30代既婚女性
場合にもよるけど相手の家は嫌です 非日常的な場所の方が嬉しい
「プロポーズは非日常派」という人には、自宅プロポーズはいまいちと考えるのはこの項目でも変わりませんでした。
ただ、上の反発した回答例の女性2人とも、理想のプロポーズは「2人の思い出の場所」を指定しています。どのようなプロポーズ場所を選ぶとしても、やはり付き合ってきたこれまでの時間を感じさせる場所でプロポーズされることは嬉しいようです。
他には、ラブホテルなどのセクシャルな場所、スーパーやラーメン屋などの「生活臭がする場所」も好まれないという結果でした。
ただ、これらのように「適当な場所は絶対に嫌、でも人前で目立ちたくはない、でもプロポーズは特別感が欲しい」などの彼女の希望も、工夫をすれば難なくクリア出来るものだったりします。
レストランでプロポーズをするとしても、他のお客さんに注目されないようにあらかじめ個室を予約しておくのも良いでしょう。また、いつかプロポーズをする時のためにイルミネーションの見えるロマンチックな場所に記念日デートに行くなど、思い出も前もって準備しておくことも不可能ではありません。
まさに「プロポーズ大作戦」といったところでしょうか。いつかの大舞台のために仕込みをしておくのも、なかなか楽しいかもしれません。
おもしろ回答例
「こんなプロポーズ場所は嫌だ」という場所はどこですか?というようなアンケートをすると、なかなか大喜利のような回答も集まったので、中休みとして少し紹介します。
30代既婚女性
私的には、多目的トイレです。
2020年になかなかタイムリーな回答。ちなみに同じような回答が3件ほどありました。
20代未婚女性
学校
学校!?
高校生など10代のうちはともかく忍び込まないと入れなさそうです。
40代既婚女性
墓場です、将来同じお墓に入ろうといわれても困ります。
「俺と同じ墓に入ってくれ」というプロポーズがドラマかなんかで流行った時期があったらしいですが、もう1人同じく40代女性も「墓の前は嫌だ」という回答があり、世代を感じさせます。
しかしロマンチックというより背筋がゾッとしそうですね。「あれ?殺されるのかな?」「これから自分の墓を掘らされるのかな?」とも思われそうなプロポーズ場所です。
これらのような、ある意味特殊な場所でプロポーズをしてくる彼氏はそうそういないと思われますが、もしいた場合はもちろん断られるでしょう。酔った勢いで変な場所でプロポーズしてしまうという状況も考えられるので、あんまり彼女の前でベロベロに酔っ払うことは避けることをおすすめします。
公開プロポーズってあり?なし?
最後に、「公開プロポーズの良し悪し」について設問しました。「もしも公開プロポーズをされたら嬉しいですか?」という質問に自由回答でお答えいただきましたが、結果は「嬉しい」と答えた人はたったの15名。残りの159名の女性は公開プロポーズは「嬉しくない」と感じている結果となりました。
この前の項目である「嫌なプロポーズ場所」でも「人前でのプロポーズは嫌だ」という回答も多かったですが、二択で質問を投げかけると、これほど多くの女性が「目立ちたくない」と考えていたことが改めてわかる結果に。
そのうち15名は「絶対に嫌だ」という強い言葉で否定をしているので、そこまで嫌がる女性に対して公開プロポーズなんてしてしまえば、どんなに絆の強い関係でも最悪フラれてしまうでしょう。
では、否定的な回答を一部具体的に挙げてみましょう。
20代未婚女性
公開プロポーズは好きではありません。
その理由としては、2人だけの特別な思い出なので、人前ではなく2人きりの場所の方がよいです。
20代未婚女性
絶対嫌です。他人がいるところで言うとか断り辛くしてるし、配慮が感じられない。自己中そう。
40代既婚女性
絶対いやです。なんで自分の人生の大きな局面を人の見世物にしないといけないのかと、本当に頭が悪いんだな、と思ってしまいます。
これらのように、大多数である「公開プロポーズ否定派」の理由をまとめると、
- プロポーズは自分と相手の2人だけの話であるはず
- 人前ですることで逃げ場をなくしている。答えづらい
- 他人に見られなきゃいけない意味がわからない
ということになります。他人に見られている状況では、もし断りたくても、相手を傷つけないために「YES」と言わざるを得ない環境だと感じる人が多く、プライバシーを配慮してくれない彼に対して、不信感を持ってしまうかもしれません。
反対に「公開プロポーズは嬉しい」と感じる人の回答はこのような内容が目立ちます。
20代既婚女性
嬉しい いろんな人から祝福されると思うから。
40代未婚女性(結婚歴あり)
恥ずかしいですがすごく嬉しいです。周りの人にも幸せをおすそ分けできると思うので感動します
他には「嬉しいとは思うけど恥ずかしさが勝つ」といった回答が占めていました。上の2つの回答は筆者個人としてはめちゃくちゃ前向きな回答だなと感じますが、集計的にはこのような鋼のメンタルを持った女性は大変少数派という結果でもあるので、前提としては「公開プロポーズはやめておいた方がいい」といえるでしょう。
公開プロポーズの定番の場所としては「ディズニーランドのシンデレラ城前」などが挙げられるかと思いますが、彼女が人前で目立つことに積極的で、プリンセスに大きな憧れを持っている場合などは喜ばれるかもしれません。
彼女の好みに合わせよう
いずれにせよ、プロポーズの場所選びには彼女の性格を考慮することが大変需要である、と考えて間違いないでしょう。
人前で目立つのが苦手なのに、彼氏にフラッシュモブでプロポーズされて気分が悪くなり吐いてしまった、婚約破棄をした、などというエピソードもありますし、幸せな瞬間であるはずのプロポーズを、彼女の人生最悪の思い出にしてしまうこともあり得るのです。
彼女の性格を把握するのは彼氏として当然、ということ。それに、万が一彼女にとって理想のプロポーズとは違っていても、意中の彼の告白なら受け入れられる場合は多いこともわかっています。
それでも「プロポーズを断られる理由」として考えられるのは、
- そもそも恋人として付き合っていない
- 付き合って日が浅すぎる(数日〜数週間程度 など)
- 彼女の気持ちを考えていない自己中心的なプロポーズである
プロポーズをして断られる可能性が最も高いのは「そもそも付き合っていない」という状況がほとんどかと思われます。
男性の中には、目の前の女性と関係を持ちたいがあまりに、「結婚」を仄かして近づくというナンパ師もいるようですが、世の中の全ての女性に結婚願望があると勘違いをしては、どんな方法をとっても不毛な結果になるでしょう。
誰でも、自分個人としっかり向き合ってくれない人には心を開きません。女性はお人形でもお母さんでもホステスでもないですし、「女性はみんなこう」という答えもありません。自分の彼女を「人間」として付き合えなければ、まともな恋人も結婚もできないと考えてください。
彼女が嫌がるのにフラッシュモブをするなどの自己中心的な方法も、大変嫌われます。プロポーズや結婚は彼女だけのものではないとはいえ、「自分だけが楽しい、気持ちいい」という方法は受け入れられないので、必ず彼女の気持ちを考慮しましょう。
プロポーズの場所を本籍地にするのもアリ
これまでプロポーズの場所についてアンケートもとりつつ考察してきて、「プロポーズに最も大切なこと」というのが「2人の思い出」である、ということがわかりました。
お金をかけた場所ではなくても、2人の思い出の場所でのプロポーズが嬉しい、と感じられる女性が多いということ、またプロポーズの場所や言葉自体もこの先の人生で思い出すことになることも考えると、プロポーズの場所選びはとても重要です。
また、考え方としては「これからの2人の思い出として相応しい場所」をプロポーズ場所として選ぶとしたら、その場所が「結婚後に本籍地にしたいか」という基準を持ってもいいかもしれません。
「本籍地」とは、戸籍を保管する役所のある地域。実際に自分たちが住んでいる場所とは関係なく、日本全国どこでも好きな場所に設定できます。そのため、自分たちにとって縁もゆかりもない場所に設定すると戸籍謄本などを取り寄せる際に苦労する上、暗記していないと困る場面もあります。
どこでもいいとはいえ、誰もラブホテルやパチンコ屋やファミレス、公衆トイレなどを自分の戸籍の本籍地に書きたくはないでしょう。それらの「こんなプロポーズ場所は嫌だ」という場所は、同じように本籍地にしたくないと感じられることと思われます。
逆に、2人の思い出の公園や、住んでいたアパートなどの記憶に濃く残る場所は、その住所自体に温かみを感じられるもの。それに、身近ですぐに思い出せる住所であれば、戸籍謄本の取り寄せや色々な手続きの中でも困らないでしょう。
たとえば、東京タワーや大阪万博跡地の太陽の塔などは本籍地として人気。そういったランドマークをプロポーズの場所にするのもロマンチックではないかと思われます。
プロポーズの場所は、「自分たち2人だけの思い出の場所」が好まれますし、そういった場所を本籍地にするのも、夫婦2人だけのもの。これからの結婚生活でも、他人と比べない、2人が心地いいものになるといいですね。
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