年の差婚のメリット・デメリットを解説!年齢差のある結婚で後悔しないために

年の差婚のメリット・デメリットを解説!年齢差のある結婚で後悔しないために

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時おり、芸能界では大きく歳の離れた夫婦の誕生が話題になります。

一般では、さすがに市村正親さんと篠原涼子さんのように20歳以上も歳の差が離れた夫婦は普通見かけませんが、10歳差程度の年の差のある彼氏彼女カップルや夫婦はそれほど珍しくはありませんよね。

結婚支援サービスパートナーエージェンシーの調査では、一般的な婚活における結婚相手の年齢差の許容範囲は男女で大体「プラスマイナス5歳まで」という結果が出ています。
参照:年の差婚、どこまでOK?|結婚相談所パートナーエージェント

よって、±5歳程度のカップルは「年の差カップル」というほどでもないと捉えられます。ここでは、およそ10歳以上歳の離れた夫婦や恋人のことを「年の差カップル」と定義しましょう。

年の差カップルの恋愛や夫婦生活では、お互いの価値観も世代のズレがあるので、たまに意見の相違もあるかと思われます。しかし、年上の相手からも年下の相手からも学ぶことは多く、お互いの違いの大さも惹かれ合うポイントではないでしょうか。

しかし、年上側が年下の相手のことを見下したり、年下側が年上の相手を老人扱いするような意地悪な態度があっては、年の差カップルがうまくいかないのは明らかですよね。他にも、お互いの友人とも年齢差があり親しくなりにくい、などの難点も見えてきます。

この記事では、年の差婚のメリット・デメリットについて整理整頓し、年齢差のある夫婦関係の注意点についても探っていきます。歳の離れた恋人や婚約者、パートナーのいる方はぜひご参考ください。

目次

年の差婚の良い点・悪い点

野原とカップル

実際の年の差夫婦は、普段は特に自分達の年齢差を気にしていないことが多いと思われます。しかし、付き合い始めた時、または結婚が決まった時などに、「同い年のカップルだったら生まれない悩み」というものを感じることもあるでしょう。

たとえば、年下の相手と結婚すると、周りの人には「若い相手がいて良いね」と言われるでしょうし、実際に相手の容姿に癒されることもあるでしょう。しかし、それは視点を変えれば自分の方が歳を重ねていることを強く意識させる要素にもなります。

また、年上の相手と結婚すれば、多くの場合は精神的にも生活力も頼り甲斐のある人生経験豊富なパートナーになりますが、社会的地位や経済的な力の差を感じた時、相手に引け目を感じてしまうかもしれません。

これらのように、年の差夫婦の付き合いも一長一短です。では、一般的に考えうる年の差婚のメリット・デメリットについて整理し、自分達カップルの状況を冷静に見直してみましょう。

年下の相手と結婚するメリット

自分よりもひと回り以上若い恋人やパートナーがいると、同い年や年上のパートナーと比べて社会経験の年数を積んでいない分頼りなく見えることもあるかもしれませんが、頑張っている姿を見守れることは、自分にも勇気をもらえるものです。

実際は社会人の年数イコール「場数」というわけでもありませんし、若いながら上の世代と張り合える人もいます。しかし、挑戦する姿勢や「未来がある」という伸び代は、見ていて眩しいほど惹かれるのではないでしょうか。

また、相手の見た目の若さも、側で過ごしていて癒される要素です。ファッションやインテリア選びのセンスも若い人ほど最新状貌にアンテナを貼っているので、参考になり自分のセンスも磨かれるという利点もあります。

健気さ、可愛げ、見た目の若さに加え、発想の新鮮さなど精神的な若々しさも惹かれるポイントになるでしょう。

加えて、自分と同年齢の女性と結婚した場合に出産や子育てが難しい場合があるかもしれませんが、年下の妻の場合、健康的に妊娠出産が可能な年齢なら、自分が年齢を重ねていても新しい家族を持てる可能性も高いです。

年下の夫の場合は、共働きの場合、(業種にもよりますが)経済的な男女差が夫婦間で縮まりやすいですし、将来的な年収の増加も期待できると考えられるます。

年下のパートナーと結婚すると、これらのようなメリットが考えられるでしょう。

自分が先に老けていくことについて

反対に、年下のパートナーと結婚するデメリットについて掘り下げてみましょう。

ひとつは、年若いパートナーが他の異性と浮気をする可能性を心配してしまうことです。

若さや活力=性的魅力と考える人に限りますが、歳を重ねるほど体力も体型も衰えやすくなることで、若いパートナーに対して劣等感を抱くことがあるかもしれません。すると、パートナーが他の同世代の異性と関わることがあれば、その相手に惹かれてしまうのではと心配になるでしょう。

加えて、年下の相手と結婚したからといって、相手もずっと若いままではありません。

情緒や考え方などの内面が成熟していくため、そのような精神性を評価できる人にとっては、パートナーが歳を重ねていくことは喜びでもありますが、何よりも相手の外見の若さを評価する人にとっては「若さが劣化していく」と捉えられるでしょう。

自分自身も、相手より先に「老人」といえる年齢に突入していきます。同じペースで歳を重ねていくことができないので、相手よりも老いていく自分を見つめたときに悲しくなるかもしれません。

いくら精神的には相手と同じくらい若々しくても、肉体の老いは止めることができないものです。年齢を重ねるほど健康に気を使う必要がありますし、性的魅力も自信がなくなってきます。

よって、年齢差のあるパートナーとの結婚では、性生活の充実よりも、心のつながりを強く持つことが大事といえるかもしれません。

年上の相手と結婚するメリット

年上の相手と結婚するメリットとは、まず人として成熟しているということでしょう。

人より長く生きているからといって、精神年齢も釣り合っているとは限りませんが、少なくとも社会的地位や収入は年齢と比例して高くなるものです。同世代の異性よりも頼り甲斐を感じられ、生活も安定します。

性格や情緒的にも大人な人なら、滅多なことでは喧嘩になりにくいですし、何か仕事や人間関係で困ったことがあっても具体的なアドバイスをしてくれそうです。

包容力があり、甘えられることも年上のパートナーを持つメリットとなるでしょう。また、バツイチ子持ちの相手だとしても、子育ての経験者であることは頼れるポイントです。

経済力も大きなメリットに挙げられます。特に男性側が年上の場合、女性が専業主婦となっても安定した生活力がある場合も多いので、女性側は望んだ生活の仕方ができるかもしれません。

女性側が年上の場合、包容力や理解力、精神的にも安定していると、自分の仕事に集中できますし、家に帰ればリラックスして過ごせるでしょう。

何より、共働きの場合は年上女性もそれなりに稼ぎがあると思われるので、「妻を支えないといけない」など男性に課されがちなプレッシャーが嫌いな人には年上の妻は相性が良いと思われます。

数十年後の介護問題

年の差婚の場合、どうしても年上側が先に定年を迎えることになります。

すると、子育て中の夫婦にとっては学費をはじめとする養育費の支出に不安が出てきます。定年退職後の生活を支えるのは若い側の経済力に頼ることになるので、貯蓄が十分にない場合は多忙な毎日を過ごすことになるでしょう。

さらに、場合によっては子育てとパートナーの介護が被ってしまう可能性も出てきます。もしそんな状況になれば、子供の相手が疎かになってしまいますし、手のかからない大きい子供もヤングケアラーにさせてしまうかもしれません。

このように、結婚相手が先に老いていくことは現実的に立ち向かうにも苦しい状況を作ることは覚えておき、元気なうちに夫婦二人で対策を講じておくと良いでしょう。

また、介護問題が浮上するような何年も先の話ではなくとも、相手が自分の年齢からくる肉体の老化をコンプレックスに感じてしまうことも考えられます。

男性は性機能の低下には非常に敏感ですし、女性も肌艶、体型、白髪など、若いパートナーと比べた自分の年齢相応な姿に引け目を感じ、精神的に余裕がなくなることもあるかもしれません。

女性も35歳までが初産の適齢期とされているので、相手のリミットに合わせた場合、まだ働き盛りで産休を取りにくい若い男性パートナーにとっては、子供を持つタイミングが早すぎる場合があります。

介護や子育ては、必ずしも自分達だけでやらなければいけないわけでもないですが、必ず関わる必要のあることです。将来を二人で、家族でどう楽しく過ごすのか、今から話し合いをしておきましょう。

経済力の差の利点とは

年齢差のあるカップルでは、自然に年上の相手に安定した経済力があることが多く、家計の心配をも軽減されます。

妻側が年上の場合も同様に、共働きなら自分の収入と合わせて十分な貯蓄が期待できます。いずれにせよ、よほど身に余る贅沢を続けない限りはお金に困ることのない安定した生活が見込めるでしょう。

毎日過ごすうちでお金の心配をせず、食べたいものを食べ、欲しいものを買い、たまに夫婦で旅行に出かけるという生活はとても恵まれていて豊かです。

それでも節約に努める慎ましさを持ち合わせるのも心の余裕となりますし、また若いアーティストを応援する、事前活動をするなどの人助けもできるでしょう。貯蓄をいくらか投資に回せば、より富を手に入れることもできるかもしれません。

パートナーが経済的に頼れる相手なら、結婚生活における浮気・不倫以外の悩みの多くが払拭されます。お金で解決できることは多いので、将来に向けてしっかり貯金をしておくことで、年の差婚の介護問題も子育て問題も解決できるでしょう。

収入の差は「力の差」?

場合によっては、年の差夫婦には収入の差と比例した「力の差」も大きくなることが考えられます。

年上の夫や妻の収入が、それだけで十分家庭を養えるくらいあるなら、専業主婦/主夫として徹底的に家庭を管理するという道もあるでしょう。

これは、パートナーとして恵まれていることのようですが、家庭内で主導権を握りたい人にはあまり喜ばしくない状況といえるかもしれません。

なぜかといえば、「お金は持っている側が持たない側に与える」という構図がなくなることはないからです。よくモラハラ配偶者の「誰が養ってやってると思ってるんだ」という台詞を耳にすることがありますが、モラハラ家庭でなくとも事実としてこのような意識が無言の圧として両者の間に存在することがあります。

たとえ収入・支出の管理を養われている側がしているとしても、「稼いでもらっているのだから3歩下がって支えないと」と引け目を感じてしまうでしょう。

すると、夫婦の間に上下関係が生まれてしまいます。ただでさえ年の差婚では年齢差による上下が存在するので、特に年上側が働いていない年下の妻や夫を養っているという構図になると、上下関係を覆す隙もありません。

「好きに使っていいよ」とクレジットカードを渡されるというほど甘やかされているわけではないなら、この上下関係が苦痛になるかもしれません。

夫婦として対等な、釣り合う力を持ちたければ、収入のためでなくとも何かしらの活動をすることをお勧めします。慈善活動やアート活動など、クリエイティブな生き方が許される環境なら、家計を支えるパートナーと同じかそれ以上にアクティブに生活してみましょう。

ジェネレーションギャップの良し悪し

年齢差の大きい相手との結婚や交際において、まず懸念されることといえば「ジェネレーションギャップ」というもの。

一般的に、世代が変わる間隔は30年ほどと言われていますが、10歳以上歳の離れた人とは好みやセンスも少なからず異なるもの。ひとまわり歳が離れている相手とは「同世代」ともいえないのではないでしょうか。

映画や音楽など、思春期の頃に触れた人格形成に大きく関わる文化も、10歳違えば大きく異なる可能性があります。そのため、年の差カップルではお互いの「テイスト」が違うことが多くなりがちなのです。

「テイスト」つまりは趣味や好みのあり方が違えば、価値観においてもすれ違いが起こります。

お互いに自分の知らないことに興味を持ち、古いもの、新しいことを受け入れる柔軟さがあれば、すれ違いも擦り合わせることができるでしょう。しかし、自分と異なる価値観を受け入れられない頑固さがある場合、ジェネレーションギャップのある関係性も受け入れ難いかもしれません。

よって、年齢差のある相手との結婚で仲睦まじく過ごせるのは、お互いの趣味やセンスに興味を持ち探求する柔軟さと、理解を示せる優しさをお互い持ち合わせているのだといえます。

ジェネレーションギャップが年の差カップルの関係において脅威になるのは、お互いの考え方や趣味、センスに理解が追いつかない時です。

背後関係や関連した物事も含め、年上側が自分より若い人の文化や考え方を理解し、年下側も上の年齢層の文化や価値観を理解することで、そのすれ違いも緩和されるでしょう。

分かり合えないことを割り切るには

ジェネレーションギャップや考え方、価値観の違いによるすれ違いは、お互いへの歩み寄りによって緩和されるとはいえ、中にはどうしても理解できない事柄も出てくるかもしれません。

しかし、お互いの何もかもを理解することはどんなカップルにも不可能なことです。相手のことを理解しようとして、あまりに相手のことを掘り下げようと近づくのも過干渉になってしまいますし、お互いにある程度の距離感を保つことも大切なこと。

時には、分かり合えないことは分からないままにしておくことも必要です。ただ、その「分からない、理解できないこと」に反感を持っている、敵対心がある場合は、喧嘩や関係が冷えてしまうなどの問題になりがち。

例を挙げてみましょう。音楽シーンでは2010年前後に「ボーカロイド」が流行しましたが、これまで流行してきた音楽とは一線を画したものであるため、好みの別れるジャンルといえます。

その「ボカロ」が好きなサブカル好きなタイプと、興味がない、あるいはどちらかといえば嫌いというタイプでは、それに連なって他にもいろいろな好みや価値観の違いがあると思われます。いわゆる「オタク」文化に触れてきた人と、オタク文化を嫌厭する人とでは、分かり合えないこともありますよね。

ただ、カップルでそのような対立があった場合、分かり合えないこと以外にお互い好きだと思う部分や共通点があるはず。お互いに気持ちがあるなら、それぞれお互いの好みの音楽を好きになる必要はなく、「どうして相手がその音楽が好きなのか」を知るだけで十分です。

どうしても理解できないものは、理解する必要はないのです。必要なのは、相手がどうしてそれが好きなのか、という相手の心の動きを知ることです。

このような歩み寄りがお互いできなければ、年の差カップルもうまくいきません。分かり合えないことは割り切りつつ、これから同じ思い出を共有していくことが大切なのです。

年齢差のある結婚生活の注意点

寄り添うカップル

ここからは、年齢差のある夫婦の結婚生活ではどのようなことに注意するべきかをお話ししていきます。

たとえば、昭和生まれの男性は男女の価値観が現代とは異なり、「男は仕事、女は家庭」という考え方を刷り込まれて育ったと思われます。しかし、現代では女性が社会に出て活躍するのは当たり前のことですし、共働き世帯の家事・育児の分担について学ぶ必要があります。

また、年の差カップルでは、お互いの友人関係でも歳の離れた人と交流することが増える場合があります。どのような温度感で付き合っていけばいいのか、初めは戸惑うかもしれません。

しかし、夫婦間において「どう付き合っていけば良いか」と迷うほど相手と心理的な距離感を作るのは避けたいところです。対等な関係で、かつ男女の付き合いだけではない、親友としての絆も築いていきましょう。

では、まずは年齢差のある結婚において、どのように対等な関係を築いていくかについてお話しします。

「亭主関白」的姿勢は控えること

特に男性が年上の場合、亭主関白的な家庭に陥りやすいのが年の差婚。

年収も社会的立場も女性と比べて年齢とともに高くなりやすいため、つい相手の年下女性のことは見下しがちではないでしょうか。

しかし、たとえ同じ会社の上司・部下の関係だとしても、夫婦関係に上下関係を持ち込むのはNG。上下関係とは埋まらない心の距離感にしかならず、仮面夫婦の原因となります。

職業に貴賎があるという考え方や、年収の差で家庭における権力を誇示してはいけません。共働きならどちらも仕事で体力を消耗するのは同じですし、一方にのみ家事・育児を負担させるのは不公平です。

たとえ専業主婦/主夫を扶養しているとしても、相手の家事労働を「無料サービス」と捉えてはいけません。家事も育児も外注すれば金銭の発生する職業なので、お互いに感謝し労わる姿勢は、夫婦において必要不可欠です。

年下、年上、関係なく、夫婦においては対等な立場であるようにしましょう。結婚したら豹変し、パートナーに暴力やモラルハラスメントを振るう人がいるといいますが、そこまでいかなくともパートナーを「自分より低い存在」とみなすことがまず問題です。

夫婦関係は対等がベスト

どのような夫婦関係でも、家庭内ではお互い対等な力関係でいることが夫婦円満の秘訣のひとつです。

家庭内とは、つまりは生活の基地となる環境。リラックスして過ごせる場所であるべきですが、もし常に家族に気を使わなければいけない環境の場合、安心して過ごせなくなってしまいます。

たとえば、一昔前の九州の家庭でありがちな亭主関白の環境では、父親(家長)が絶対的な権力を持ち、妻や娘など女性の家族は低い立場と見なされます。

食事も同じ席で取ることができなかったり、父親と比べて品数が簡素になるなど、まるで殿様と下女のような役回り。このような家庭の構造は、女性が心安らかに過ごせる環境とはいえません。

反対に、妻が年上で、夫が専業主夫で扶養されている立場であっても、上記のような亭主関白に変わる「女房関白」のような状況もあり得ます。

このような病的な関係性は現代では稀だとしても、少しでも夫婦どちらかが相手のことを見下すような態度があれば、関係性は壊れやすくなるでしょう。

単純に見下されている側が居心地悪くなってしまいますし、相手のことを信用できなくなってしまいます。夫婦円満とは程遠い関係性になるので、夫婦の力関係が対等であることは何より大切なのです。

年上側の人は特に、古い考えにとらわれずに柔軟性を持って人と接することを心がけましょう。

お互いの友人と仲良くするために

年の差婚の場合、お互いの友人との付き合いも年齢差がある可能性があります。

特に、どちらも親しい友人が同世代の人ばかりである場合、お互いに年上・年下の友達との付き合い方でわからないことも多いでしょう。

どのような友達付き合いになるかにもよりますが、考えうる問題をひとつあげるとすれば「その場が盛り上がらないこと」です。

年下側が年上側に気を使いすぎてしまっても楽しめないですし、年上が年下側の未熟さを卑下するような態度をとるような状況も避けたいですよね。

あるいは、友人が年の差婚に反対している場合も、夫婦お互いの友人とうまく交流できないでしょう。

10歳程度ならまだ理解があるでしょうが、親子ほど歳の離れた相手の場合、友人からも批判があるかもしれません。

本当に大切な友達なら、友達の結婚の知らせには一緒に喜ぶもの。年の差婚には驚くことはあっても、真っ向から否定するようなことはしないはずです。

年の差夫婦お互いの友人と仲良くするためには、まず夫婦で付き合える友達を選びましょう。

年の差婚のことを真っ向から否定してくる人と夫婦で会っても楽しい時間が過ごせるとは考えられませんよね。まずは自分達の関係を肯定し、年齢に関わらず分け隔てなく人と接することのできる友達を選ぶことから始めましょう。

年上・年下との付き合い方を学ぶ

年齢差のある夫や妻の友達とうまく付き合うには、お互いに年齢を気にしない付き合い方を学ぶことが大切です。

日本人は基本的に年功序列で、年下は年上を敬うことが基本的なマナーなので、まず年下のパートナーの友人との初対面では相手は敬語を使ってきます。

10歳以上離れている場合は「タメ口でいいよ」というのも憚られる年齢差でもありますが、遠慮が抜けなくては打ち解け合うのも難しいので、まずは年上側がリラックスして相手と接することを心がけましょう。

「気を使わせないように」と気遣う必要もありますが、反対にその気遣いが相手を気遣わせてしまうパターンもあり得ます。無難なのは、リラックスした態度でありつつ、相手と同じ程度の敬語をこちらも使うこと。そうすることで、相手と同じ土俵に立つことができます。

逆に、年上の友人との付き合い方は、あまり相手に遠慮しすぎないことが大切です。年上の人に気を使うことは「心を閉ざすこと」でもあるので、多少は甘える気持ちでいる方が打ち解けやすいです。

他に、年上・年下の趣味やセンスを理解する必要はありません。むしろ相手に擦り寄ろうとする方が居心地悪くさせてしまいます。自分と年代の違う相手とは、同じ趣味を持つ必要はなく、むしろ違いをお互い学び合う方が会話も盛り上がるでしょう。

夫婦の年齢差のある友人関係で会話に困るという場合は、その場の誰も経験したことのない遊びやレジャーを体験することで、全員に共通点を作ることもできます。

あるいは、「最上級のお取り寄せ食材を使ったバーベキュー」のような、年下の友人たちが経験したことのないようなイベントを年上側が企画して甘やかすことも、良い付き合い方の秘訣といえるでしょう。

年齢差を気にしないこと

年の差夫婦でうまく関係性を築いているカップルの特徴でひとつ挙げられるのは、「お互いの年の差を気にしていないこと」です。

「年齢差が気にならないほど自然なカップルとして付き合ってきた」ということになりますが、中には意識的に相手の年齢を気にしないようにすることで、夫婦仲がよりうまくいくこともあるのではないでしょうか。

まずは「年上の相手を年寄り扱いしないこと」。特に、自分がパートナーよりも歳をとっていることを気にしている人にとって、あまりに年上扱い、あるいはおじさんおばさん扱いされることはコンプレックスを刺激されるようなものです。

たとえば一緒に服を選びに行ったとき、「こっちの方が年相応じゃない」などとアドバイスをするのは、デリカシーのない余計なお世話でしかありません。相手に似合っていて、魅力的に見える服装なら、年齢層など考えなくても良いはずです。

逆に、年下の相手を「未熟者」として扱うことも、相手の自信を削いでしまう原因となります。

夫婦なのですから、年下のパートナーでも「頼る」ことは大切なこと。何か家庭のことで大切なことを任せることで「家族」というチームメイトとして相手も自信を持つことができるでしょう。

年齢差は意識の差を生みますが、その差が「大したことない」と捉えられるほど、お互い無遠慮な言葉で傷つけ合うことなく過ごしたいですね。

引け目を感じる必要はない

年の差恋愛では、年上のパートナーにも年下のパートナーにも、お互いに引け目を感じられることがあるのではないでしょうか。

年上は、年下の相手に「若さ」という引け目があります。年齢を重ねている分、相手よりも知識や経験があり、社会的地位も得ている反面、対照的に相手よりも老いていることが気掛かりになるでしょう。

外見や体力は、どれほどトリートメントをしても年下の相手と同じ肉体年齢とはいきません。それもこれから加速していくので、若いパートナーに対して「他にもっと釣り合う相手ができるかも」などと不安を感じるかも。

対して、年下は年上のパートナーに対して、同じほどの社会的地位ではないことが多いので、自分の未熟さや力不足が目立って感じられることがあるでしょう。パートナーの友達と会う時も、年上の人に囲まれると自分一人だけ若造/小娘だということを強く自覚するのではないでしょうか。

若いことは利点ばかりではないのです。若い女性の場合、年上男性からはチヤホヤされますが、その時期もいずれ過ぎていきます。仕事や活動の上で確かな実力と実績を身につけていかなければ、年上のパートナーと釣り合わないように感じることもあるかもしれません。

このように、年上側も年下側も、どちらも相手に対して遠慮がちになることがあるのです。

ただ、夫婦で相手に引け目を感じるのは、年の差婚でなくてもあり得ることです。たまたま、「大きく年齢差があるという」特異点があるためにコンプレックスが目立ちやすいだけ。

どの夫婦でも何かしらの悩みを抱えています。夫婦は他の誰にも変えられない関係なので、パートナーとして自信を持ってください。

なんでも話し合える関係になる

家族の中でも親や子でなく「自分が選んだ人」である夫や妻は、家庭の中でも最も近しい間柄の相手です。何らかの問題で関係が冷え切らない限りは。

もっといえば「何らかの問題が起こったとき、双方が解決に努められる限りは」ということです。喧嘩やトラブルが起こった時、歩み寄りができ二人で解決しようとしていければ、お互い嫌い合うこともありません。

カップルのどちらかが「自分はいつでも正しい」と考えるようなスタンスだと、上記のようなトラブルの解決方法は不可能です。極端にいえば「話が通じない」ということでもあるので、いくら会話で相手に理解を求めても無駄ということになってしまいます。

しかし、お互いに、相手の話に耳を傾け、自分の間違いについて内省し、相手の気持ちを考慮しつつ自分の考えを言葉で説明することができるなら、大抵の喧嘩もトラブルも夫婦関係を壊すことはありません。

ここまで完璧にできなくとも、そうあろうとする姿勢が大切。たとえ些細なことでも、共同生活者であるパートナーとは何でも話し合えるような関係を目指しましょう。

年齢差のある関係だと、年上・年下相手に遠慮をして相手に素直になれないこともあるかもしれません。しかし、家庭内ではお互い対等であり、年の差は関係ありません。夫婦というチームの仲間として、支え合い歩み寄れる関係がベストです。

お互いに自立心が高く、自分の問題は相手に打ち明けることもなく、何でも自分だけで解決するというカップルもいるでしょう。しかし、休息の場所でもある家庭内で気を張り詰めていると、自分でも気付かないうちにストレスが溜まってしまいます。

すると「家庭の外」に休息を求めたくなるかもしれません。お互いが一番の味方であり理解者でいることも夫婦円満の秘訣の一つなので、パートナーに心を開くことも心がけてみてください。

適度な距離感も大切

年の差があっても、夫婦お互い何でも話せる関係が良いとはいえ、あんまり距離感が近すぎるのも別の問題を生みます。

夫婦で一緒に過ごす時間が長いほど、お互いの距離感が縮まり仲良くできるのは確かですが、その状態が続くと今度は「自分と相手との間にある境界が薄くなる」というような感覚になってきます。

その「相手に何でも言うことができる」という状態になると、苛立ちや文句などのネガティブな思考も相手にぶつけるようになってしまうことがあるのです。

相手が「自分のことを何でも受け止めてくれる存在である」と安心すると、甘え過ぎてしまうということ。

特に、年の差カップルの年下側は、年上のパートナーに対して従順であると、相手の言うことをまずは肯定しようと考えるかもしれません。しかし、パートナーが自分に対して無遠慮になるのは良くないことです。

夫婦にも家族として適度な距離感が必要です。結婚したからといって相手に何でも言っていいわけでも、いつでも体に触れて良いわけでもありません。相手のプライバシーを侵害するのもNG行為です。

度が過ぎるとDVやモラハラ」になってしまうことです。もしパートナーが自分に対して距離感が近過ぎる、遠慮がなさ過ぎると感じたら、「私に対して礼儀が欠けている。もっと遠慮してほしい。距離を持って欲しい」と伝えましょう。

ここで「結婚相手に対して礼儀なんて」というような言葉があったら注意です。夫婦関係でもお互いに対する礼節はあるべきものなので、そのことについて再確認してもらうべき。

まずは言葉で伝えることが大切です。相手の言動が自分を悲しく、居心地悪くさせているということをわかってもらい、改善を心がけてもらいましょう。

夫婦の形はカップルの数だけある

年の差カップルの悩みとは、大枠でいえば「世間一般の基準と外れている」ことではないでしょうか。

平均的なカップルの年齢差の範疇から外れていることで、周囲の人の意見から自分達のすれ違いの規模も大きく見えてしまうかもしれません。

人は、世界共通の意識として、自分と似た人とつるみたがります。共通点のある人と一緒に過ごすことで、共通の話題を深く掘り下げて興味深い会話ができ、理解を得られ共感ができるので安心するのです。

そのため、年の差カップルの心理は、同じくひとまわり以上年の離れた相手と恋愛をしたことがある人にしかわからないのです。同年代の友達に、年の差婚を理解してもらえないことがあるとしたら、このような原因が考えられるでしょう。

「わかってもらえない」「否定される」ということは自分を孤独に追い込むことでもあるので、理解のない友達と過ごすと、友達といるのに一人ぼっちのような気持ちになり、辛いこともあると思います。

よって、年齢差の大きいカップルは、同じように年の差婚をした友達を作ることをおすすめします。見つかりにくいかもしれませんが、同じ悩みを共有できるだけでも、世間一般の基準値から外れることの心細さは軽くなるはずです。

批判したい人はどんなことに対しても文句を言いたいだけなので、受け入れる必要はありません。夫婦の形は、そのカップルの数だけ様々です。自分達が幸せだと感じるなら、それだけで十分なのです。

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わさ美

国際結婚ライターのわさ美です。これまで日本人男性とも色々と恋愛を重ねてきましたが、なんやかんやで全部失敗。しかし2018年に出会ったアメリカ人男性と2020年に国際結婚し、現在はアメリカのワシントン州で暮らしています。子供は今のところ持たない予定。