結婚式費用は平均どれくらいかかる?実際に結婚式を挙げた一般男女583名にアンケートを取り平均費用を出しました!

結婚式費用は平均どれくらいかかる?実際に結婚式を挙げた一般男女583名にアンケートを取り平均費用を出しました!

結婚式は人生の中でも一大イベントなので、最高の式にしたいと考えるものです。しかし同時に気になるのが「結婚式の費用」ではないでしょうか?

百万円単位のお金が必要になることがほとんどですが、費用の内訳は式場や参加者数、お金のかけ方でピンキリの世界です。したがって、「結局どのくらいのお金が必要なのか」が気になる方が多いはずです。

そこで当Webサイト「HANARECO」では、結婚式の費用に関する独自アンケートを実施してみました。この記事では、独自アンケートの結果を公開し、その結果から分かることも考察しているので、気になる方は要チェックの内容となっています。

結婚式の費用に関する独自アンケートの結果

早速、結婚式の費用に関する独自アンケートの結果を紹介していきます。今回実施したアンケートの概要は以下の通りです。

調査目的 適切なコンテンツの提供を目的とした結婚式費用に関する意識調査
調査方法 WEBアンケート(ランサーズ)
調査対象者 一般男女20代~60代
有効回答数 583名
調査実施期間 2021/10/7~2021/10/21

それでは、結果を見ていきましょう。

結婚式の費用の割合

結婚式費用の割合

はじめに、アンケート回答者全体の結婚式費用の割合をまとめてみました。ご覧のように、「300万円〜400万円」まで右肩上がりに上昇していき、以降は右肩下がりで減少していきました。

最も多くの割合を占めた最頻値は「300万円〜400万円」で、平均値ではなく中央値、つまり全体の中心は「200万円〜300万円」となっていることもわかります。したがって、日本の結婚式費用は「200万円〜400万円」が相場だといえそうです。

お金を一番かけたところ

結婚式費用の相場が分かりましたが、具体的にどのようなところにお金を使っているのかが気になる方もいると思います。今回のアンケートでは、「結婚式で一番お金をかけた部分はどこですか?」という設問を用意したので、その中から参考になりそうなものを厳選して紹介していきます。

この設問で最も多かったのが、以下の料理に関する意見でした。

【41歳女性】
参列ゲストをおもてなしするお料理。お料理の質が悪いとゲストの印象も良くなくなってしまうので一番こだわりました。
【27歳女性】
食事の内容。自分の作って欲しい料理を伝えたり、特定の具材を使ってほしいとお願いした
【37歳男性】
「料理」です。いくつかのコースから好きなメニューを選ぶことができたので、試食会で何種類か食べ比べた上で納得したものを選びました。試食会にかかった費用も含め一番お金がかかりました。

代表的な意見がこちらになりますが、結婚式といえばやはり、コース料理ですよね。参加者の満足度に大きな影響を与えるのが料理なので、ここにどれだけこだわるかで結婚式の費用は大きく変わってきそうです。

また、「試食会」に費用がかかることも忘れてはいけないポイント。スムーズに料理を決めることができれば、その分費用を抑えられそうです。

料理以外になると、人によって意見がガラリと変わりました。

【45歳男性】
結婚式はお嫁さんが主役なので、妻の衣装にお金をかけました。妻はとても喜んでいたので、よかっと思っています。

こちらの意見は男性からのものですが、お嫁さんが主役と言い切っており、新婦の衣装に最もお金をかけたとのことです。パートナーが喜んでくれれば、結婚式は成功といっても良いかもしれませんね。

式場の装飾や、披露宴の催し物にお金をかけた方も多くいました。

【38歳男性】
花などの装飾費用に一番お金をかけました。

こちらの方は式場の花など、装飾費用に最もお金をかけたとのこと。式場が華やかに彩られていたら、参加者含め素晴らしい体験になりそうです。

【37歳女性】
天井の高い会場だったので芸能人のようにとても高さのあるウェディングケーキにしました。他県の友達に写真を見せたら熊本の結婚式ってこんななの!?と驚かれました。
【46歳女性】
披露宴でするケーキ入刀用のケーキです。3段ケーキの入刀部分だけにクリームがある作り物ではなく、本物のケーキを3段にしました。

披露宴でいえば、ケーキ入刀のウェディングケーキにこだわった方も一定数見られます。芸能人のド派手な披露宴さながらのケーキにした方や、本物のケーキを3段にした方など、人によってさまざま。ウェディングケーキは「映え」にも関わるので、人によってはこだわりたいところなのかもしれません。

【21歳男性】
式の途中で流す映像の作成

また、こちらの方は披露宴の途中で流す映像にこだわったそう。個人で作る方もいますが、プロに作ってもらった方がクオリティは段違いに上がります。また、映像はいつになっても見返せるので、こだわっておくと後々になっても楽しめるという意味で、コスパは良いかもしれません。

【38歳女性】
引き出物を出席者の年齢や家族構成によってわけたところ

結婚式といえば「引き出物」ですが、ここも人によってはこだわるところです。参加してくれた方に合ったものを送るという心から、年齢や性別、家族構成などによって変えるという話はよく聞きます。

当然、こだわればこだわるほどお金はかかるので、引き出物にどこまでこだわるのかも結婚式費用のポイントかもしれません。

一方で、お金があまりかからなかった方や、お金にこだわりを持たなかった方もいました。

【34歳女性】
敢えてお金を掛けようと思った部分はありません。一番かかったのは、式場なのかもしれません。

こちらの方は、敢えてお金をかけようとせず、結果的に式場に最もお金がかかったとのこと。お金をかけてもかけなくても、2人にとって最高の思い出であることに変わりはないので、式場から提案される中でも最もベーシックなプランで挙式するのも選択肢の一つかもしれません。

【36歳女性】
海外で挙式をしたので、基本的に安く済んだ。強いて言うなら写真代(市街地やビーチでも撮影したので)に一番お金がかかった。

また、こちらの方は海外で挙式をした結果、安く結婚式をあげられたとのことです。海外というと高くつくイメージがありますが、参列者が非常に少なくなるので、実は意外と安上がり。

結婚式費用を抑えたい方にとっては、参考になるかもしれません。

もっとお金をかければよかったところ

続いて、結婚式費用の中でも「もっとお金をかければよかったところ」についての意見を紹介していきます。

結論からいうと、こちらは「お金をかけたところ」よりも多様な意見が見られました。その中でも、共通していたものをピックアップしてみました。

料理や式場の装飾などが多いのかなと予想していましたが、意外にも最も多く見られたのが「写真や映像」に関する意見でした。

【41歳女性】
写真と映像にもっとお金かければよかったと思いました。当日の思い出が良かったので、もっといいもの残しておきたかったです。
【40歳男性】
式の映像を動画で保存(写真のみだったので)

この2つの意見はどちらも40代の女性とのことで、もしかしたら挙式をした時は、現代のようなスマートフォンが普及していなかったのかもしれません。

今でこそ、参加者全員に高性能のカメラが搭載されたスマートフォンがありますが、少し前まではカメラはカメラ、ビデオはビデオで別々の機器を用意しなければいけなかったので、写真と映像にお金をかけないと、記録としてそこまで多く残らないのかもしれません。

逆にいえば、スマートフォンが一人一台普及した現代では、そこまで写真や映像にお金をかける必要はないと感じる方もいる可能性があります。

【37歳女性】
前撮りをしなかったこと。当日のお色直し毎の撮影だけで済ませたのが後々になって後悔しました。

しかし、こちらの意見にあるように「前撮り」に関しては話は別です。こちらは有料オプションになるので、式用の華やかな装飾、衣装をしっかり記録として残したいなら、お金をかけるべきかもしれません。一生に一度の経験なので、お金をかけても後悔はしないはずです。

また、「式場そのもの」にお金をかけたかったと考えている方もいました。

【34歳女性】
会場。本当であればゲストハウスで挙式披露宴を行いたかったところ、予算・収容人数の兼ね合いでホテルにした為。
【38歳女性】
理想は貸し切りのゲストハウスでの結婚式だったので、一番気に入った式場で挙げたかった。結婚式場にお金を使いたかった。

このどちらの意見でも、ゲストハウスで挙式をしたかったことが強調されています。予算などの都合上、妥協をしたとのことですが、式場をワンランク上げるだけで途端に費用が増えるので、悩ましい決断だったと思います。

【56歳女性】
部屋をもうワンランク広い会場。人数が入りきれず呼べない人が出た。

こちらの方は、式場の広さに関するご意見をお持ちでした。式場が狭い影響で、呼びたいのに呼べない人が出てきてしまったとのこと。親しい友人には全員参加して欲しいので、出来るだけ参加者の選別はしないような会場を確保した方が良いかもしれません。

他には、披露宴に関する意見もありました。

【40歳女性】
演出。食事会のような感じにしたので落ち着いた雰囲気にはなりましたが、会場の装飾も含め、華やかさには欠けたかなと思いました。

こちらは披露宴などの演出に関わるもの。式前は「落ち着いた式をあげたい」と考える方も多いですが、多少なりとも華やかさを大切にしたいところですね。

非常に参考になるのがこちらの意見です。

【35歳女性】
強いて言えば、ウエディングケーキ。自分(花嫁)がクリームが食べられないので、とてもシンプルなケーキにしてしまいました。写真を見返すと、何だか寂しいし、そもそも花嫁は食べる暇がないので、ここもゲストのことを考えたケーキをチョイスすれば良かったと思いました。

新婦がケーキが苦手という都合上、「ウェディングケーキにお金をかける必要はない」と決断したものの、いざ式を挙げてみると、そもそも新婦は食べる時間がなく、写真映えも良くないことに気づいたとのこと。

この話を聞くと、「ウェディングケーキにもある程度お金をかけた方が良い」と考える方もいるかもしれません。

これ以外の意見については、

【37歳女性】
節約のために招待状を自分で作成したので、会場にお願いすればよかった

招待状を自作したが、会場にお願いすべきだったとの意見や、

【39歳女性】
当日は予想だにしない大雨で、来賓の方々の足元が濡れてしまいました。駅とホテルの無料送迎バスもありますが、そのほかに送迎をチャーターしても良かったかなと思いました。

当日に大雨が降り、送迎チャーターを利用すべきだったとの意見、

【54歳男性】
式場まで来てもらう際の交通費を全額出してあげれば良かった

さらには、いわゆる「お車代」を全額出してあげたかった意見など、本当にさまざまです。

一方で、以下のような意見をお持ちの方も多かったです。

【38歳男性】
非常に満足できたので、特にないです。
【28歳女性】
お金に余裕がなかったので、特にありません。

とことんこだわり抜いたり、その時に出せる精一杯のお金でで式を挙げたからこそ、「満足している」と自信を持って答えられるのでしょうか。この方々のように、何十年経っても二人で「あれは良い結婚式だったね」と笑って話せるような式を挙げたいものですね。

年齢別の結婚式費用

年齢別の結婚式費用
年代 中央値 最頻値
20代 300万円〜400万円 300万円〜400万円
30代 200万円〜300万円 300万円〜400万円
40代 200万円〜300万円 300万円〜400万円
50代 200万円〜300万円 200万円〜300万円
60代 200万円〜300万円 200万円〜300万円
全年代 200万円〜300万円 300万円〜400万円

結婚式費用の全体の割合は、「200万円〜300万円が中央値」「300万円〜400万円が最頻値」という結果になりましたが、これは年齢によっても大きく変わるはずです。

これを正確に知るために、アンケートの回答者の年齢から結婚式費用を年齢ごとに分けてみました。その結果が上記画像と表になります。

上記から分かることは、各年代で結婚式費用の内訳が大きく異なることで、その結果が中央値と最頻値に現れています。グラフ中の「赤線にかかっている中央値を示す部分」に注目してみると、20代は藍色の「300万円〜400万円」にかかっていますが、30代以降になると緑色の「200万円〜300万円」の下の方へと移動していきます。

このように、年代ごとに結婚式費用の傾向が見られるので、それぞれの年代の詳細を解説していきます。

20代

20代の結婚式費用
年代 中央値 最頻値
20代 300万円〜400万円 300万円〜400万円

こちらは20代の結婚式費用の内訳ですが、オレンジ色の「全年代」と比較すると、以下のような特徴が見て取れます。

  • 「30万円未満〜150万円」までの割合が全年代よりも少ない
  • 「150万円以上」の割合が全年代よりも多い
  • 中央値と最頻値が「300万円〜400万円」で一致している

まず一貫する特徴として見られるのが、「20代は結婚式に多くのお金を使う傾向」です。「30万円〜150万円」の層が全年代よりも少なく、その分が150万円以上の層に流れています。特に「300万円以上」が顕著で、「300万円〜400万円」「400万円〜500万円」このいずれもで、割合が明らかに他の年代よりも高くなっています。

また、中央値と最頻値が「300万円〜400万円」で一致していることもあり、20代の結婚式費用の相場は「300万円〜400万円」と見て良さそうです。

20代の結婚式費用が高い理由としては、以下のような理由が考察できます。

  • 結婚式にお金を使いたい年代
  • 年代的に、親の援助に多くを期待できる
  • 参列人数が多くなりやすいため、費用も高くなりがち

したがって、20代のうちに結婚式を挙げたいなら、相応の費用がかかることを念頭に置いておきましょう。もちろん、結婚式の規模が大きくなることは、参加者数が増え、ご祝儀の量が増えることも意味するので、一概に自己負担額が多くなるとはいえません。

30代

30代の結婚式費用
年代 中央値 最頻値
30代 200万円〜300万円 300万円〜400万円

続いて30代の結婚式費用ですが、全年代と比較すると以下のような特徴が見られます。

  • 全年代の結婚式費用の割合と概ね一致している
  • 「300万円以上」の結婚式費用の割合が前年代に比べて僅かに多い
  • 中央値が「200万円〜300万円」、最頻値が「300万円〜400万円」で異なる

先ほどの20代のグラフと比較すると、30代のグラフは「全年代の割合と概ね一致している」点が特徴として見られます。これは、30代の母数が他の年代よりも圧倒的に多いので当然のことではあるのですが、結婚式費用の相場は「30代を基準に考える」と良いかもしれません。

一方で、他の年代よりも300万円以上の割合が僅かに多く見られ、これは中央値と最頻値にも影響を与えています。全体の中心を示す中央値は「200万円〜300万円」で、最も数が多い最頻値は「300万円〜400万円」なので、30代の結婚式費用も20代と同様に「300万円〜400万円が相場」だといえそうです。

したがって、結婚式費用に関する考察は、概ね20代と同様だと考えて良いでしょう。

40代

50代の結婚式費用
年代 中央値 最頻値
40代 200万円〜300万円 300万円〜400万円

続いて40代の結婚式費用ですが、グラフを見ると以下のような特徴が確認できます。

  • 純粋な右肩上がりではなく一度「100万円〜150万円」でピークを迎える
  • 「300万円〜400万円」の割合は全年代と一致している
  • 中央値が「200万円〜300万円」、最頻値が「300万円〜400万円」で異なる

非常に興味深いのが、「100万円〜150万円で一度ピークを迎える」点です。20代、30代ともに「300万円〜400万円」に到達するまで右肩上がりの傾向が見られましたが、40代は「100万円〜150万円」で大きなピークが現れています。

一方で、「300万円〜400万円」の割合は全年代とほとんど一致しているため、これらのことから「40代の結婚式費用はカップルによって大きく異なる」ことがわかります。

結婚式にこだわりたいカップルや参列者を大勢呼びたい方は20代、30代と変わらない「300万円〜400万円」規模の結婚式を挙げ、結婚式にあまりこだわりがないカップル、あるいは資金にそこまで余裕がないカップルは「100万円〜150万円」でつつましく式を挙げる。このような「カップルによる違い」が、結婚式費用に強く反映されていると考えて良いでしょう。

そして、この傾向は、20代、30代の「結婚式は出来るだけ華やかに挙げたい方が多い」という傾向と大きく異なるため、40代の結婚式は「カップルの結婚式に対する価値観を大切にする」ことが必要かもしれません。

50代

50代の結婚式費用
年代 中央値 最頻値
50代 200万円〜300万円 200万円〜300万円

続いて50代の結婚式費用を解説していきます。グラフを見るだけで特徴的な形をしていることが一目で分かりますが、まとめると以下のようになります。

  • 純粋な右肩上がりではなく一度「50万円〜100万円」でピークを迎える
  • 「200万円〜300万円」の割合は全年代を上回っている
  • 中央値と最頻値はともに「200万円〜300万円」で一致している

最も大きな特徴は「20代〜40代と比べて結婚式費用が明らかに抑えられている」点です。これは中央値と最頻値を見れば明らかで、20代は中央値と最頻値がともに「300万円〜400万円」、30代と40代は中央値が「200万円〜300万円」、最頻値が「300万円〜400万円」でしたが、50代は中央値と最頻値ともに「200万円〜300万円」と100万円〜200万円、他の年代よりも抑えられていることが分かります。

また、40代は「100万円〜150万円で一度ピークを迎えている」のに対し、50代はここから50万円下がって「50万円〜100万円で一度ピークを迎える」点も興味深いです。

以上より、50代のカップルは「結婚式にお金をかけない傾向がある」ことが分かります。これが、お金をかけないのか、それともかけられないのかは分かりませんが、年功序列型賃金の色が強い日本において、50代が他の年代よりも資金的に余裕がないとは考えられません。

したがって、資金的な問題よりも、「結婚式にこだわりがないカップルが多い」ことが結婚式費用に大きな影響を与えている可能性が高いと考察できます。

実際、ピークを迎えた「50万円〜100万円」の費用では、参列者を大勢呼ぶ結婚式は挙げられないため、どちらかというと「二人だけでつつましく挙式する」ような結婚式を希望するカップルが多いのでしょう。

60代

60代の結婚式費用
年代 中央値 最頻値
60代 200万円〜300万円 200万円〜300万円

最後に取り上げるのが60代の結婚式費用ですが、こちらは回答者数が10人と他の年代よりも圧倒的に少なかったので、あくまで参考程度に捉えてください。

グラフは右肩上がりになっており、中央値と最頻値はともに「200万円〜300万円」と50代と一致しています。「300万円以上」のカップルがほとんどいないことを考えると、多くの参列者を呼ぶ大規模な式ではなく、限られた人数で挙式をするカップルが多いと思われます。

地域別の結婚式費用

地域 中央値 最頻値
北海道 100万円〜150万円 100万円〜150万円
東北 200万円〜300万円 300万円〜400万円
東京 200万円〜300万円 300万円〜400万円
関東 200万円〜300万円 300万円〜400万円
中部 200万円〜300万円 200万円〜300万円
関西 200万円〜300万円 300万円〜400万円
中国・四国 150万円〜200万円 200万円〜300万円
九州・沖縄 200万円〜300万円 300万円〜300万円
海外 100万円〜150万円 50万円〜100万円
全体 200万円〜300万円 300万円〜400万円

結婚式費用を年代によって分けることで、各年代の結婚式やお金に関する傾向が見られました。一方で、結婚式費用は地域によっても大きく異なる可能性があるため、ここでは回答者の結婚式を挙げた地域によって分類し、地域ごとの特徴や傾向を読み解いていきます。

なお、地域による分け方は以下の通りです。

北海道地方
北海道
東北地方
青森県、岩手県、宮城県、秋田県、秋田県、山形県、福島県
東京
東京都
関東地方
茨城県、栃木県、群馬県、千葉県、神奈川県
中部地方
新潟県、富山県、石川県、福井県、山梨県、長野県、岐阜県、静岡県、愛知県
関西地方
三重県、滋賀県、京都府、大阪府、兵庫県、奈良県、和歌山県
中国・四国地方
鳥取県、島根県、岡山県、広島県、山口県、徳島県、香川県、愛媛県、高知県
九州地方・沖縄地方
福岡県、佐賀県、長崎県、熊本県、大分県、宮崎県、鹿児島県、沖縄県
海外
日本以外の地域

この分け方で全体を分類した結果が、上記グラフと表になります。グラフを見るだけでも地域による違いが見られますが、それぞれの詳細を以下で地域ごとに解説していきます。

北海道

北海道の結婚式費用
地域 中央値 最頻値
北海道 100万円〜150万円 100万円〜150万円

日本最北端の北海道から解説していきますが、上記グラフを見て分かる通り、明らかに全国の平均と比べて偏りが見られます。以下に特徴をまとめました。

  • 全国と比較して明らかにグラフ全体が「左」に寄っている
  • 頭ひとつ抜けたピークはなく、左側に散らばっている
  • 中央値と最頻値はともに「100万円〜150万円」

以上の特徴から分かる通り、全国平均と比べて明らかに「結婚式費用を抑えている」ことが分かります。「30万円未満」と答えた方が全体の15%を上回っており、これは他の地域では全く見られない、北海道独自の傾向です。

また、「30万円以上」を見てみると、「30万円〜200万円」の間で平均的に散らばっており、最大のピークは「100万円〜150万円」と、全国平均よりも大きく離れています。

これは中央値と最頻値がともに「100万円〜150万円」という結果にも現れており、北海道の特殊性が今回のアンケートにより明らかになりました。

東北

東北の結婚式費用
地域 中央値 最頻値
東北 200万円〜300万円 300万円〜400万円

続いて、東北地方の結婚式費用の特徴をまとめていきます。

  • 「300万円以上」の割合が少なく、その分が「30万円未満〜300万円」に流れている
  • 「200万円〜300万円」でピークを迎えている
  • 中央値と最頻値はともに「200万円〜300万円」で一致している

グラフを見てみると、全国平均と比べて「300万円以上」の割合が低くなっていることが分かります。その分、「30万円未満〜300万円」の割合が全国平均よりも大きくなっており、中でも「150万円〜300万円」が顕著です。

また、全国平均は「300万円〜400万円」がピークであるのに対し、東北は「200万円〜300万円」がピークとなっています。

以上より、北海道ほどではないものの、東北地方も全国と比較して、結婚式費用を抑える傾向にあることが分かりました。

東京

東京の結婚式費用
地域 中央値 最頻値
東京 200万円〜300万円 300万円〜400万円

続いて日本の首都である東京の結婚式費用について解説していきます。人口が圧倒的に多く、富裕層の数も多いため、結婚式費用は大きくなることが予想されますが、グラフから分かる特徴を以下にまとめました。

  • 「100万円〜200万円」の割合が全国平均よりも明らかに低い
  • 「200万円〜400万円」の割合が全国平均よりも明らかに高い
  • 中央値は「200万円〜300万円」、最頻値は「300万円〜400万円」で異なる

事前の予想通り、東京の結婚式費用は全国と比較して高くなっています。全国平均のグラフを見ると、「300万円〜400万円」まで右肩上がりに上昇していますが、東京のグラフは「30万円未満〜200万円」まで横ばいで推移しています。

一方で、200万円を超えた途端に、全国平均よりも明らかに大きく上回っているので、このことから「東京での結婚式費用は200万円以上が大多数」であることが分かりました。

したがって、東京で一般的な規模の結婚式を挙げる場合、少なくとも200万円以上、相場は「300万円〜400万円」であると考えましょう。

関東

関東の結婚式費用
地域 中央値 最頻値
関東 200万円〜300万円 300万円〜400万円

東京に続いて関東の特徴も明らかにしていきます。以下にグラフから分かる特徴をまとめてみました。

  • 「30万円未満〜100万円」の割合が低く、100万円を超えると途端に割合が増える
  • 「300万円〜400万円」の割合の高さは東京並み
  • 中央値は「200万円〜300万円」、最頻値は「300万円〜400万円」で異なる

グラフを見て分かるように、概ね東京と同じ結果になりましたが、「200万円〜300万円」の割合が相違点としてあげられます。東京の場合、「200万円〜300万円」の割合は全国平均を大きく上回りましたが、関東は全国平均と同水準です。

一方で、「100万円〜200万円」の割合が東京よりも大きいため、東京と比較して、「200万円〜300万円」の層が「100万円〜200万円」へと流れていると考察できます。

中部

中部の結婚式費用
地域 中央値 最頻値
中部 200万円〜300万円 200万円〜300万円

続いて中部地方の特徴を以下にまとめていきます。

  • 「150万円〜400万円」の割合が同水準
  • 「150万円〜200万円」の割合が全国平均よりも明らかに高い
  • 中央値と最頻値が「200万円〜300万円」で一致している

グラフを一目見て分かるのは、「中央付近の割合の高さ」です。「150万円〜400万円」の割合がいずれも15%〜20%でまとまっており、これは他の地域では見られない特徴です。

また、中央値と最頻値はともに「200万円〜300万円」で一致しているものの、「150万円〜200万円」の割合が全国と比べて明らかに高いので、一般的な「200万円〜400万円規模の結婚式」よりも少しだけ規模を小さくした「150万円〜200万円規模」で挙式するカップルが多いこともわかります。

関西

関西の結婚式費用
地域 中央値 最頻値
関西 200万円〜300万円 300万円〜400万円

続いて関西地方の結果を見ていきます。以下に特徴をまとめました。

  • 「200万円以上」の割合がグンと増える東京と似た傾向
  • 「30万円未満〜50万円」までの割合が低く、「200万円〜400万円」の割合が高い
  • 中央値が「200万円〜300万円」、最頻値が「300万円〜400万円」で異なる

関西地方で興味深いのが「30万円未満〜50万円までの割合が低く、200万円〜400万円の割合が高い」点です。

このことから、「30万円未満〜50万円」の二人だけでささやかに挙げる式よりも、「大規模でフルサイズの結婚式」の方が主流であることが分かります。

中国・四国

中国・四国の結婚式費用
地域 中央値 最頻値
中国・四国 150万円〜200万円 200万円〜300万円

次に取り上げるのが「中国・四国」地方になります。この地域は他の地域と比較して都市の数が少ないため、結婚式の費用も抑えられていると予想できますが、グラフから分かる特徴を以下にまとめて見ました。

  • 「30万円〜500万円」までまんべんなく散らばっている
  • 「30万円未満〜50万円」の割合が明らかに高い
  • 中央値が「150万円〜200万円」、最頻値が「200万円〜300万円」で異なる

上記特徴から分かるように、中国・四国地方の結婚式費用は明らかに全国よりも低く抑えられています。これは中央値が「150万円〜200万円」という結果を見れば明らかで、全国の中で最も低いです。

また、顕著なのが「30万円〜50万円」の割合です。全国平均が「4.6%」であるのに対し、中国・四国地方は「12.2%」と明らかに高く、この結果は二人だけのささやかな結婚式、あるいはフルサイズではない小規模な結婚式が他の地域よりも選ばれていることを示しています。

九州・沖縄

九州・四国の結婚式費用
地域 中央値 最頻値
九州・沖縄 200万円〜300万円 300万円〜300万円

国内の最後に九州・沖縄地方の特徴をまとめていきます。

  • 「400万円」まで綺麗な右肩上がりとなっている
  • 「400万円〜500万円」の割合が全国平均と比べて明らかに高い
  • 中央値が「200万円〜300万円」、最頻値が「300万円〜400万円」で異なる

九州・沖縄地方の特徴として最も興味深いのが、全国的に最も層が厚い「200万円〜400万円」の層の割合が少ないにも関わらず、「400万円〜500万円」の割合が高い点です。正確な数値は「17%」に及びます。

この「400万円〜500万円」は東京で「13%」、関東で「17%」なので、都市の規模や人口で比較すると、九州・沖縄地方のこの傾向は明らかに異質です。

したがって、九州・沖縄地方には、「結婚式にはトコトンお金をかけたい」というカップルが、他の地域よりも多く存在すると考察できます。

海外

海外の結婚式費用
地域 中央値 最頻値
海外 100万円〜150万円 50万円〜100万円

最後に取り上げるのが海外で結婚式をあげた方の結婚式費用です。傾向や特徴を以下にまとめました。

  • 「50万円〜150万円」の割合が全国平均よりも圧倒的に高い
  • 中央値が「100万円〜150万円」、最頻値が「50万円〜100万円」で異なる

グラフを見て明らかですが、日本国内で結婚式をあげる場合と比べて、明らかに安上がりであることが分かります。最頻値が「50万円〜100万円」は、いうまでもなく最安です。

海外で結婚式をあげる場合、参列者はゼロ、あるいは親族だけである場合が多く、カップルたちも「二人だけで特別な式をあげたい」というニーズを持っています。また、海外で式を挙げる場合、「少人数で式を挙げるもの」という共通認識があるため、参列者を招待しなくても角が立たないというメリットもあります。

したがって、二人だけの結婚式を、費用を抑えて挙げたいなら、国内ではなく海外に目を向けてみるのも良いかもしれません。

参列者数ごとの結婚式費用

結婚式参列者数と結婚式の費用
参列者数 中央値 最頻値
1人〜10人 30万円〜50万円 30万円未満
10人〜30人 100万円〜150万円 100万円〜150万円
30人〜50人 200万円〜300万円 200万円〜300万円
30人〜100人 300万円〜400万円 300万円〜400万円
100人〜200人 300万円〜400万円 300万円〜400万円
200人〜300人 400万円〜500万円 300万円〜400万円/400万円〜500万円
全体 150万円〜200万円 200万円〜300万円

ここまで年代と地域で結婚式費用を深掘りしてきましたが、参列者の数によっても結婚式費用は大きく変わるはずです。その傾向を掴むために、アンケートで得られた参列者数の情報を基にして、結婚式費用を分類してみました。その結果が上記グラフと表になります。

事前の予想通り、参列者数が増えれば増えるほど、結婚式費用が高まっていく傾向が見られました。以下では、参列人数の違いによる結婚式費用の特徴と考察をしていきます。

1人〜10人

参列者数1人〜10人
参列者数 中央値 最頻値
1人〜10人 30万円〜50万円 30万円未満

最も規模が小さい1人〜10人の参列者の結婚式の費用は、グラフや表から以下のような特徴が見て取れます。

  • 全体的に「左」に大きく偏っている
  • 少数ながら大人数規模の結婚式と同程度の費用がかかることもある
  • 中央値が「30万円〜50万円」、最頻値が「30万円未満」で異なる

結婚式は参列者が少なくなればなるほど、基本的には費用が抑えられるので、1人〜10人規模の結婚式の場合は想像通り、「30万円未満」が最頻値となりました。全体を見てみても、「30万円未満〜100万円」に集中しています。

この程度の金額ではフルサイズの結婚式は挙げられない可能性もあるので、フォトウェディングなど、簡略化した形での結婚式を挙げている方が多いと推測できます。

一方で、数は少ないながらも、「100万円以上」が存在していることもわかります。中には「400万円〜500万円」と答えた方もいますが、どのような結婚式を挙げたのが、非常に気になるところです。

10人〜30人

参列者数10人〜30人
参列者数 中央値 最頻値
10人〜30人 100万円〜150万円 100万円〜150万円

続いて参列者が10人〜30人の場合の結婚式費用ですが、1人〜10人と比較すると、見るからに費用がかかっていることが分かります。特徴を以下にまとめてみました。

  • 1人〜10人よりも全体的に「右」に偏ったグラフだが、全体と比べると「左」に偏っている
  • 「30万円未満〜200万円」までの割合が全体を大きく上回っている
  • 中央値と最頻値がともに「100万円〜150万円」で一致している

ご覧のように、1人〜10人よりも結婚式費用は高まっているものの、全体と比較するとまだまだ抑えられていることが分かります。グラフを見ても明らかなように、全体と比較して「30万円〜150万円」の割合が2倍程度大きいです。

一方で、その分だけ「200万円以上」の割合が全体と比べて低くなっており、「300万円〜400万円」では全体の三分の一以下となっています。

30人〜50人

参列者数30人〜50人
参列者数 中央値 最頻値
30人〜50人 200万円〜300万円 200万円〜300万円

続いて30人〜50人の場合の結婚式費用ですが、グラフを見てもわかるように、このくらいの参列者数から全体のグラフの形に近くなっていきます。特徴を以下にまとめてみました。

  • 10人〜30人よりも全体的に「右」に偏ったグラフだが、全体と比べるとやや「左」に偏っている
  • 「200万円〜300万円」の割合が全体を大きく上回っている
  • 中央値と最頻値がともに「200万円〜300万円」で一致している

注目すべきが10人〜30人と比べた時の増加割合です。10人〜30人の場合、最頻値は「100万円〜150万円」であったのに対し、30人〜50人になると一気に「200万円〜300万円」まで跳ね上がります。

最大で200万円程度違いが生まれているので、親族や本当に親しい人のみを招待する10人〜30人サイズの結婚式と、友人の数を増やした30人〜50人サイズの結婚式では、費用が大きく異なる点は覚えておきたいポイント。

また、「300万円〜400万円」の割合も全体の20%を超えているので、この規模の結婚式を挙げる場合、最大で400万円程度の費用がかかることを念頭に置いておきましょう。

50人〜100人

参列者数50人〜100人
参列者数 中央値 最頻値
50人〜100人 300万円〜400万円 300万円〜400万円

続いて50人〜100人の場合の結婚式費用の特徴を見ていきましょう。

  • 全体と比べるとやや「右」に偏っている
  • 「200万円〜300万円」「300万円〜400万円」の割合が全体の半数以上を占める
  • 中央値と最頻値がともに「300万円〜400万円」で一致している

30人〜50人と比べると、順当に結婚式費用が増えている印象です。「50万円〜300万円」の割合がいずれも減少し、その分が「300万円以上」へと流れており、「300万円〜400万円」が中央値、最頻値で一致しています。

また、「400万円〜500万円」の割合も30人〜50人と比べて大きく増えており、このサイズの結婚式を挙げる場合は相当な資金を用意する必要があるといえます。

100人〜200人

参列者数100人〜200人
参列者数 中央値 最頻値
100人〜200人 300万円〜400万円 300万円〜400万円

続いて100人〜200人という、大規模の結婚式を挙げる場合の結婚式費用について見ていきましょう。ここまでくると非常に多額の費用がかかるように思えますが、特徴を以下にまとめました。

  • 「300万円〜400万円」の割合が全体を非常に大きく上回っている
  • 「200万円〜300万円」の割合が一定数存在している
  • 中央値と最頻値がともに「300万円〜400万円」で一致している

ここまでの傾向として、参列者数が増えれば増えるほど、中央値と最頻値も増えていく傾向が見られましたが、ここにきて50人〜100人と変わらない「300万円〜400万円」で高止まりする結果が得られました。

結婚式の費用は人数と費用が比例的に高まるわけではなく、中には大規模結婚式の割引プランを提供するサービスもあるため、こういったものを上手に利用することで費用を抑えている可能性があります。

200人〜300人

参列者数200人〜300人
参列者数 中央値 最頻値
200人〜300人 400万円〜500万円 300万円〜400万円/400万円〜500万円

最後に取り上げるのが参列者数が200人〜300人の場合ですが、こちらは回答者数が6人ということで、あまり参考にはならないかもしれません。

中央値と最頻値は「400万円〜500万円」で一致しており、この規模になると多額のお金が動くと考える必要がありそうです。

結婚式の費用で知っておくべきこと5選

結婚式の費用に関するアンケート結果を紹介しましたが、実際に挙式した方の意見はやはり参考になる部分が多いですよね。また、年代や地域、参列者数で結婚式費用は大きく異なるので、自分がどのような結婚式を挙げたいのかと、用意できる資金のバランスをどのように取るのかが大切なポイントです。

そこでここからは、結婚式の費用に関する知識をさらにつけるために、「結婚式の費用で知っておくべきこと」を以下の5つに絞って解説していきます。

  1. 費用がかかるもの
  2. 頂けるお金
  3. 自己負担額
  4. 支払い方法
  5. 節約ポイント

どれも知っておくだけで得する可能性があるので、順番に見ていきましょう。

費用がかかるもの

結婚式には数百万円規模のお金が必要だといわれており、アンケートでも何百万円もの費用をかけて挙式をしている方が大勢いました。したがって、「とりあえずお金がかかることはわかったけど、どこにそんなお金がかかるのか」といった疑問を抱いてしまう方もいるかもしれません。

そこで、ここでは「結婚式の費用がかかるもの」について、実際の結婚式場の見積もりを使って解説していきます。

結婚式費用の見積もりの内訳

実際に参列者が30名規模の結婚式の費用内訳を見ていきましょう。先ほどのアンケート内では、30名規模の結婚式費用の相場は「100万円〜300万円」程度でしたが、以下では九州の結婚式場「QUANTIC」の実際の見積もり例からその内訳を抜粋しています。

項目 金額
料理 11,000円
ウェディングケーキ 30,000円
フリードリンク 120,000円
挙式 250,000円
会場使用料 250,000円
音響照明費 50,000円
司会料 50,000円
ドレス 250,000円
タキシード 120,000円
着付・ヘアメイク 70,000円
メインテーブル装花 50,000円
ゲストテーブル装花 20,000円
ブーケ・ブートニア 30,000円
記念写真 30,000円
招待状 10,500円
席次表 14,700円
席札 7,500円
ドリンク・メニュー表 12,000円
引き出物 63,000円
引菓子 21,000円
オリジナルキャリー 10,500円
合計 1,470,200円

少し縦長になっていますが、以上が30名規模の結婚式の「お金がかかるもの」一覧です。何にどれくらいお金がかかるのか、また、意外なものにお金がかかっていることがわかると思いますが、総額にして「1,470,200円」という金額になっています。

何にどれだけお金がかかっているのかを具体的に見ていくと、最も高額なのがやはり料理です。料金単価が11,000円なので、30名分で330,000円となっています。

次に高額なのが挙式、会場使用料、ドレスです。いずれも250,000円なので、この3つだけで750,000円がかかることになります。他には、タキシードの120,000円や着付け、ヘアメイクの70,000円、引き出物の63,000円などが高額です。

これらが積み重なると、簡単に百万円を超えてしまうのも頷けますし、こちらはあくまで「最も簡素なプラン」なので、ここから色々なオプションを積み重ねていくと、雪だるま式に費用がかさんでいくことになります。

もちろん、上記画像にもあるように、さまざまな特典や割引の存在も忘れてはいけません。上記見積もり例の中の特典や割引を単純計算すると、50万円を超える割引が入るので、費用が大きければ割引額も大きいのが結婚式の費用の特徴だといえそうです。

お金をかけるべきはこれ

結婚式の費用は色々なところにかかってくることが分かりましたが、これら全てにこだわってしまうとお金がいくらあっても足りません。結婚式に潤沢な資金を投じられるなら良いですが、多くの方はお金をかけるところ、つまり「こだわりたいところ」をある程度決めておく必要があります。

では、素敵な結婚式を挙げるためには、どのような部分にこだわれば良いのでしょうか?結論からいえば、これは人による部分なので正解はありません。まずは、自分がどのような結婚式を挙げたいのかを明らかにする必要があります。

理想の結婚式は人それぞれですが、その中でもポピュラーなものを以下にまとめてみました。

とにかく素晴らしい結婚式にしたい
全体的にお金をかける
自分やパートナーにとって最高の結婚式にしたい
ドレスやタキシード、写真や映像にお金をかける
参列者に喜んでもらえるような結婚式にしたい
料理や式場装飾、披露宴の演出にお金をかける
たくさんの参列者にお祝いしてもらいたい
式場(の大きさ)にお金をかける
自分好みのオリジナリティのある結婚式にしたい
式場(ゲストハウスなど)にお金をかける

一番上にあるような「とにかく素晴らしい結婚式にしたい」という思いから、全てにお金を投じられれば良いですが、現実はそう上手くはいかないかもしれません。

したがって、より良い結婚式にするために無駄なくお金を使うには、自分やパートナーにとって結婚式とはどういうイベントなのか、それをよく話し合う必要がありそうです。

頂けるお金

結婚式と聞くと「お金ばかり出ていく」ようなイメージがあるかもしれませんが、結婚とは大変おめでたいものなので、「お祝いとして頂けるお金」を忘れてはいけません。

結婚式を挙げるタイミングは、ただでさえ新生活が始まりお金に余裕がないことが多いため、あまりお金のことばかり考えたくはないものの、「頂けるものは頂いておきたい」と考える方が大半だと思います。

実際に頂けるお金は、以下の通りです。

  • ご祝儀
  • 結婚お祝い金
  • 結婚助成金

それぞれ順番に解説していきます。

ご祝儀

結婚で頂けるお金として代表的なものが「ご祝儀」です。結婚式が数百万円単位の高額なイベントでも成立しているのは、まさしくご祝儀のお陰だといっても良いでしょう。

そして、ご祝儀といえば「3万円」が相場だといわれていますが、厳密には新郎新婦との関係性でその額は大きく異なります。詳細は以下をご覧ください。

こちらは「全日本冠婚葬祭互助協会」が平成29年度に実施したアンケートで、新郎新婦との関係性におけるご祝儀の金額を明らかにしています。

中を見てみると、友人や仕事関係者、従兄弟は30,000円が相場とされていますが、叔父や叔母になると50,000円、100,000円を、兄弟姉妹は50,000円を、それぞれご祝儀として贈るのが一般的です。

したがって、参列者一人当たり、最低でも30,000円のご祝儀を頂けること、そして、間柄や関係性によってご祝儀の額が増えることを頭に入れておきましょう。

結婚お祝い金

ご祝儀以外にも、結婚お祝い金として色々な方からお金、もしくはプレゼントが頂ける可能性があります。

  • 両親
  • 親戚
  • 友人
  • 同僚・上司

このような方々から頂ける可能性があるため、ご祝儀ほどの金額にはならないかもしれませんが、頂けるようだったらありがたく頂戴しておきましょう。

結婚新生活支援事業に関する補助金

ご祝儀と結婚お祝い金は親族、友人、知人から頂けるお金でしたが、公的に頂けるお金も存在します。自治体によって細かい違いはありますが、国が行っている施策があるのでここで紹介します。

その名も「結婚新生活新事業」で、事業内容は「全国の自治体に新婚カップルを支援するための補助金」です。少子化対策の政策の一つで、お住まいの自治体に申請する形でお金を頂ける仕組みとなっています。

また、名前にある通りあくまで「補助金」なので、無条件で頂けるわけではありません。以下に、頂ける条件と補助金の対象となる費用を列挙していきます。

【対象】

  1. 夫婦の所得の合計が400万円未満(収入換算で約540万円未満)
  2. 夫婦の婚姻日時点での年齢が39歳以下
  3. 各自治体が定める要件を満たしている

【対象となる費用】

  • 新居の購入費
  • 新居の家賃、敷金・礼金、共益費、仲介手数料
  • 引越業者や運送業者に支払った引っ越費用

これらの条件を満たしていれば、一世帯あたり上限30万円が頂ける補助金です。分かりやすくいえば、「新婚カップルの住居費を支援する補助金」だと考えて良いでしょう。

また、これ以外にも自治体独自に行っている新婚の支援事業も存在するので、お住まいの自治体にどのような制度、補助金があるのか、一度調べてみましょう。思っていたよりも手厚い経済的支援が受けられるかもしれません。

自己負担額

結婚式には支払うお金と頂けるお金の2種類がありますが、最終的に自分で負担する金額はどの程度になるのでしょうか?これは人による部分が大きいため一概にはいえませんが、式場側は以下のように自己負担額を提案します。

こちらは全国でも知名度の高い結婚式場「アニヴェルセル」の表参道の式場が示す、最も基本的なプランにおける見積もり例ですが、ゲスト数によって自己負担額が以下のように変動することが示されています。

参列者数 自己負担額
40人 57万円
60人 51万円
80人 44万円
100人 37万円

ご覧のように、自己負担額は参列者数が増えれば増えるほど低くなっていることがわかります。40人規模だと57万円だったのが、100人で37万円まで低くなっていますが、数十万円という金額ならご祝儀以外のお祝い金で相殺できる可能性もあるかもしれません。

したがって、結婚式費用は数百万円規模の費用がかかるものの、頂けるお金を考慮すると、それほど大きな負担にならない可能性もあります。300万円、400万円という金額に身構えず、出ていくお金と入ってくるお金を正確に勘定してプランを立てることが大切です。

支払い方法

結婚式の費用の「支払い方法」も知っておくべき情報です。この支払い方法には、

  • どのように支払うのか
  • 誰が支払うのか

という2つの観点があるので、それぞれをチェックしていきましょう。

どのように支払うのか

まずは具体的な支払い方法からですが、結婚式費用の支払い方法には以下の3つが存在します。

  • 銀行振り込み
  • クレジットカード
  • ブライダルローン

基本的には銀行振り込みになりますが、最近はクレジットカード払い可とする式場も増えてきました。クレジットカードの場合、数百万円という金額なら大きなポイント還元が付くので、積極的に利用していきたい支払い方法です。

一方で、ブライダルローンもあるにはありますが、審査が厳しく金利が付くので、選ぶ人は多くありません。支払う金額が数百万円単位となるため、数%の金利でも大きな負担になってしまいます。新婚生活にも影響を与えるため、極力利用しない方が良いかもしれません。

誰が支払うのか

続いて「誰が支払うのか」についてですが、これは非常に厄介な問題になる可能性があります。「両家で半分ずつにすれば良い」と考えるかもしれませんが、

  • 新郎よりも新婦の方がお金がかかる
  • 新郎新婦のそれぞれの招待人数によって負担金額が大きく変わる
  • 両家の経済的状況

このような事情から、「完全折半では不公平」と感じる可能性も否定できません。

カップルは二人で一つの存在なので、そこは目を瞑ってほしい気持ちも理解できますが、金額が金額なだけに不公平に感じる気持ちも理解はできます。

したがって、カップル同士はもちろん、両家を交えての話し合いで、事前にどのような支払い方法にするのかを決定しておきましょう。完全折半以外に納得感の得られる支払い方法には、以下のようなものがあります。

  • 新郎新婦に共通する費用を折半する
  • 招待者数の割合によって折半する
  • 費用ごとに支払い者を決めて折半する

両家の合意が得られるような柔軟性のある支払い方法を選択し、後々になって問題が生じないようにしましょう。

節約ポイント

最後に紹介するのが「節約ポイント」です。結婚式はお金をかける部分とそうでない部分のメリハリが大切であることは、アンケートの中でも言及されていました。実際、節約に関する以下のようなご意見があったのも事実です。

【36歳男性】
あとになって思うのはむしろもっと節約すればよかったと思いました。祝儀をもらってもマイナスになる訳なのと、不透明に高いような演出も言われるがままにそのままの額で取り入れた為です。高額だから安心完璧かというとそうではなく、人間のやる事だからかなり不手際やミスも多かったためです。

理想の結婚式にすべくお金をかけたは良いものの、実際は思うようにいかないことも多かったそう。このような意見からも分かるように、「お金をかければかけるほど良い結婚式になるわけでもない」といえそうです。

結婚式の中身で節約できるところ

では、具体的にどのようなところで節約ができるのでしょうか?代表的なものを以下に列挙しました。

ペーパーアイテム
招待状、席次表、メニューなど。アンケート内で手作りする意見も見られた。
ウェディングボード
式場に依頼すると有料なので、自分で外注、もしくは手作りするなど。
写真・映像
スマートフォンを駆使して最小限に抑える。
演出
式や披露宴の演出、式場装飾の装花などを控えめにする。
招待数
招待する人数を最小限に絞り規模を小さくする。
ギフト
引き出物や引き菓子を最小限にする。

以上のうち、どこをどのように節約するのかはカップルによります。「費用がかかるもの」のところでも解説したように、どのような結婚式にしたいのかが何よりも大切なので、資金とのバランスを上手に取って結婚式を挙げましょう。

結婚式の中身以外で節約できるところ

結婚式の中身をやりくりすることで節約する以外にも、割引や特典を利用することで節約できる可能性があります。結婚式を挙げたいカップルは毎年一定数存在するので、各式場も価格競争を繰り広げることで顧客獲得を目指しているからです。

以下に、知っておくべき節約情報をまとめたので参考にしてください。

季節
需要が集まる春秋を外した、夏冬の挙式で割引。
六曜
需要が集まる大安を外した、仏滅などの挙式で割引。
時期
〇〇カ月以内の挙式で割引。早く挙げれば挙げるほどお得。
プラン特典
お色直しや写真撮影、料理のグレードアップなどが無料に。

結婚式は季節や六曜の影響を受けやすいので、式場側は「出来るだけ早く稼働したい」「閑散期に稼働したい」と考えるものです。ここで上手く立ち回れれば大幅に費用を抑えられる可能性があるので、覚えておきたいポイント。

また、結婚式はカップルごとに大きく内容が変わるので、式場側と相談だけでなく交渉をすることになります。したがって、交渉次第で費用を抑えることも可能なので、言い値で契約するのはやめましょう。

まとめ

結婚式の費用はカップルによって大きく変わるのは当然ですが、今回実施した独自アンケートにより、年代や地域、参列者でも大きく異なることがわかりました。

自分の住んでいる場所や年代、参列者数で結婚式費用をある程度見積もることで、結婚式までのプランが立てやすくなり、準備もスムーズに進むので、アンケート内容を参考にして素晴らしい結婚式を挙げられるよう、「結婚とお金」について考えてみましょう。

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