結婚する覚悟ができない男女の理由って?結婚後に直面する3つの壁を乗り越える方法

結婚する覚悟ができない男女の理由って?結婚後に直面する3つの壁を乗り越える方法

※本ページにはプロモーションが含まれています。

やれ結婚はタイミングだ、勢いだ、などとよくベテラン既婚者は口にします。とはいえ、今の恋人が正しい結婚相手なのか、今の自分のままで結婚しても良いのか、なかなか覚悟が決まらない人もいるのではないでしょうか。

「結婚は人生の墓場」などと恐ろしい言葉もあることですし、覚悟のないまま結婚してしまえば、今まで思い描いていた人生設計が泥の泡、家庭という名の地獄に直行…なんて、ネガティブな思考になるのも無理はないかもしれません。

結婚とは確かに人生における大きな変化です。時期によっては好転もすれば、運やその他諸々の要因で暗転もします。ただ、自分が環境の変化を受け入れる準備ができており、心からパートナーを信じられるなら、結婚をする覚悟を決めるのもそう難しくはないはず。

この記事では、結婚の覚悟にまつわる話をお伝えします。男女で違う覚悟の形と、結婚後に直面しうる壁の乗り越え方を知り、結婚に向けて心構えをしていきましょう。

目次

結婚の覚悟が決まらない理由とは

神妙な顔のカップル
結婚に対してマイナスなイメージを持つ人は、自分の両親が不仲であるなど、今まで見てきた他人の結婚生活の悪い印象のせいで、結婚に期待することができない、というのも一つの理由かと思われます。

しかし、たとえ両親の夫婦仲が良いとしても「ネットの見過ぎ」により、結婚はしない方が良いのではないかと考える人も増えているのではないでしょうか。

YouTubeでは「ありえない(元)妻/夫」の話がバズっていますし、Yahoo!知恵袋や発言小町で見かける結婚生活の相談はまるで地獄から来た人たちの経験談のよう。

ただ、それらのような「エピソード」は嘘が盛られているかもしれませんし、主観的な語りのため、真実かどうかは不明です。

結局は実際に自分で経験しないと、結婚がどういうものかはわからないもの。世間から押し付けられがちな結婚のイメージと、自分がこれから経験するであろう結婚生活は必ずしも重なるとは限りません。

とはいえ、一般的に結婚にはどのような覚悟を求められているのでしょうか。結婚に必要な覚悟と、その覚悟ができない理由について考察してみましょう。

女性に期待される結婚の覚悟

現代の女性は、昭和期と異なり高学歴でキャリアを積んだ社会人が多いはずですが、結婚に関しては昔の価値観が更新されないまま、今の時代に追いついていない状況を目にすることがあります。

たとえば「結婚したら仕事を辞めて家庭に入ってほしい」と婚約者に言われるパターン。これまで続けてきた仕事を生きがいにしている女性にとっては、この言葉は人生を拘束される以外の何物でもないですよね。

自分の人生をパートナーのお世話に捧げないといけない結婚こそ、女性の人生の墓場とも言えるでしょう。結婚の覚悟を決めるまでもなく、パートナー選びをやり直すべきかもしれません。

上記ほど極端なパターンではなくとも、妻側に家事や育児を期待されるのはよくあることです。

若い世代ほど「男性も家事や育児をするもの」という現代的な思考に触れやすいですが、いまだに縮まらない男女間賃金格差を考えると、比較的に収入と労働時間の短い女性側に家事を多めに任されがちであるのは避けられないことでしょう。
参照:男女間賃金格差の国際比較と日本における要因分析 財務総合政策研究所

時には妻が主に家計を支え、夫が主夫になるというケースもありますが、もし夫の方が収入が高く労働における負担が大きい場合、仕事と家事の両立は覚悟するべきかもしれません。

昭和の価値観はうんざり?

「家を守るのが女の仕事」という昭和の価値観は、夫の給与だけで家族丸ごと生活を賄えていた時代だからこそ成り立った物であって、共働きが当たり前の現代には釣り合いません。

にもかかわらず、家事労働をする男女のバランスは2016年の時点でさえ女性が男性の約5倍というデータがあります。
参照:特集「家事・育児・介護」と「仕事」のバランス 内閣府男女共同参画局

国全体として女性が家事をすることが多い傾向であるということは、必然的に「女性の方が家事が得意である」という風潮を作り出します。すると、家事の経験が多い妻側が指揮を取らなければ、家事経験の浅い夫が満足に家事を行えないというケースも出てくるでしょう。

そうなっては結局、共働きでも妻側の負担が大きくなってしまいます。もしも結婚することで、結婚する以前よりも生活ストレスが多くなっては、いくら好きな人と結婚したとしても、相手を憎み始めるのにそう時間はかからないでしょう。

男性も家事ができるに越したことはありませんが、もし婚約をした彼氏が家事の苦手なタイプだった場合、自分の家事の負担が大きくなるのは覚悟した方が良いかもしれません。あるいは、早いうちから家事の分担については話し合っておいてください。

男性に期待される結婚の覚悟

「結婚は人生の墓場」というセリフは、実はフランスの詩人ボードレールの言葉であり、誤訳でもあるそう。

本当は「自由恋愛はやめ、墓場のある教会で、身体を清めてから結婚しなさい」という言葉であったのが、誤訳のせいで「結婚はお前の人生をオワコンにする」という意味として広まってしまったのです。

ただ、遊び盛りの男性にとっては、結婚をすると自由恋愛ができなくなる(色んな女性と関係を持てなくなる)こと自体が、覚悟を揺るがすこともあるでしょう。

一般的に男性が結婚後期待されるのは、

  • 家庭を経済的に支えること
  • 妻だけを女性として愛すること
  • 一家の大黒柱として精神的支柱になること

など。男女賃金格差の大きい日本の社会では妻より夫の収入を糧に家計を支えることが期待されますし、当然のこと不倫はできません。

また、子供を持てば一家のリーダーとして決断を下す機会も多いでしょう。つまりは、精神的にも頼れる強い男にならなければいけないのです。

友達と飲みに行く機会も減りますし、家を持てば通勤時間が長くなり、自分の収入も家計を優先し好きなように使うことができなくなるでしょう。

昭和時代と違い、現代では男性も家事育児をすることは当然ですし、パートナーと共同生活を送る上で健康的な生活環境を維持する必要がより高まるため、休日や仕事外のタイミングでできる趣味の時間も家事に充てなけれればいけないこともあります。

家庭に尽くすことを苦に思わないなら、結婚をする覚悟はすぐ決まるかと思われます。ただ、自分の生活ペースを崩したくない人や、たとえ恋人相手でもプライベートに干渉されたくない人にとって、一般的な尺度の結婚は苦痛に思うかもしれません。

男は一生子供?

世間では「男性の方が女性に比べて精神年齢が低い」と言われることがありますが、「精神年齢」という数字で比較検証できない、論拠のないテーマを持ち出すのは、大人としてあまり正しいことではありません。

ただ、「女性は親切で子供好き」「男性は自尊心が高く決断力がある」などの男女の役割の固定観念=ジェンダーステレオタイプにおいては、女性の方がコミュニティ内の立ち回りがうまい傾向にあることは、言い換えれば「男性の方が自己中心的である」ということ。

多くの研究で女性の方が男性より「他者と共にある自己」という相互依存的・関係的な自己概念をもつことが指摘されている(e.g., Cross & Madson 1997; Kashima et al. 1995)。

引用元:選好や行動の男女差はどのように生じるか ― 性別職域分離を説明する社会心理学の視点 坂田 桐子 (広島大学教授) 日本労働研究雑誌 No. 648/July 2014 pp.94~104

男性の方が比較的に自我を通そうとしたり、協調性がないと捉えれば、社会全体を俯瞰したときに、男性の方が子供っぽい振る舞いをするように見えるのもやむを得ないことです。

しかし、結婚とは「共同生活者」を得ることでもあり、お互いの生活を向上させる努力が要るもの。「家事や育児、介護を肩代わりしてくれる労働力を得ること」ではないため、妻は喜んで家事を担ってくれるものだと思っていると、後で痛い目をみることになります。

家庭を持つことには、あらゆる責任がつきまとうもの。自由は減り責任は増し、我慢すべきことも多くなっていきますから、結婚すれば子供のままでいることはできないと考えるのが「男性の覚悟」ともいえるでしょう。

状況によっては特別な覚悟も必要

カップルによっては遠距離恋愛中に婚約をすることもありますよね。すると、結婚して一緒に住む場合は、彼氏か彼女のどちらか一方、あるいは両方が結婚後に居住環境を変える必要があります。

引っ越し先によっては仕事を辞めないといけませんし、自営業の人は特に、仕事やその場所や地域に結びついている場合は引っ越し=顧客の喪失=キャリアのリセットになりますから、並大抵の覚悟では結婚できません。

また、シングルマザーやシングルファーザーなど子持ちの場合も、再婚をして新しい家族を形成することは、初婚で子供を持つことの数倍も複雑な家庭環境を持つことになります。

自分の子が再婚相手と安定した関係でやっていけるかどうかも心配ですし、もし再婚相手との間に子供ができた場合、半分血のつながったきょうだいの接し方にも気を使わなければいけません。

何より子供は自分の気持ちを言葉で表現することが大人より不得手ですし、大人より環境の変化に敏感です。子連れ再婚の場合は、やはり初婚の人よりも覚悟が必要なことでしょう。

生活の変化を怖がることは

結婚をすることは、生まれ育ちの違う他人と家族になることであり、生き方を変えることでもあります。

人はそう簡単に変わらないとはいえ、パートナーと誰よりも身近で過ごしていくことにより、趣味や嗜好、考え方に少なからず影響を受けるもの。何より、生活スタイルも変化するでしょう。

自分自身の変化とは、冒険です。これまでと違う環境に飛び込んだり、新しいことに挑戦するのは勇気がいりますが、今まで見えてこなかった物事に気がつき、自分を成長させる可能性を孕んでいます。

未知の領域に一歩踏み出すのは、誰にとっても不安なこと。実際に人は環境の変化で精神や体調を崩す場合もありますから、踏み出した先の一歩前が良い環境であることを願っても、時には受け止めきれない混乱も待ち受けているかもしれません。

ただ、結婚をするということは、自分が対面する何もかもを一人で戦い抜く必要がないということでもあります。自分が悩んでいる時、苦しんでいる時に放置するようなパートナーとは付き合わないことが前提ですが、結婚したいと思えるほど絆の強い相手なら、どんなことも一緒に乗り越えていけるでしょう。

「どんなことも一緒に乗り越えていく」これは結婚の誓いの言葉の常套句ですが、実際には「相手と協力して逃げずに問題解決にのぞむ覚悟を決めろ」という「気合の言葉」と捉えてください。

どのような結婚でも、それぞれの形で覚悟が必要です。変化を恐れることなく、むしろ前向きに楽しむ余裕を持ちましょう。

結婚の覚悟が足りないと…

もしも覚悟が足りないまま結婚してしまうと、どのような問題があるのでしょうか。

ひとつは、結婚前までは想定していなかったような生活が、自分が咀嚼できる範囲を超えて、受け止める前に進んでしまうこと。

たとえるなら、思いがけず仕事を辞めることになってしまったり、引っ越しをしなければいけなくなったり、自分一人では絶対に選択しないような物事をパートナーの都合で選ばざるを得なくなることです。

自分の都合ばかりを押し付けてくるパートナーにも問題がありますが、パートナーが伝統的な家業の後継である場合などは、結婚生活の形をほぼ全て相手の望みに合わせないといけない場合もあるでしょう。

もうひとつは、パートナーの家族と不仲になる可能性。

女性の場合は、いわゆる「嫁姑問題」というものに巻き込まれるかも。不毛な話ですが、男の子の母親は息子の結婚相手に「息子を取られた」あるいは「母である自分以上に息子を理解できる人はいない」などと考え敵対心を燃やし、息子の妻をいじめる人もいるようです。

いつまでも子離れできない問題は嫁のせいではありませんが、結婚する前から交流していないと急に嫁姑問題に直面する場合もあるでしょう。

男性の場合は、仕事帰りなど好きなタイミングで飲みにいけなくなることが増えることです。

妻の承諾がない限り、毎週のように飲みに行っていた独身生活は戻ってこないでしょう。一緒に暮らすパートナーである妻を居ないもののように扱うのは最低ですし、妻が家で待っているのに終電を逃すまで飲み歩くなども論外です。

結婚したら常にパートナーの生活リズムを気にかける必要があります。二人三脚で協力して生活するということは、自分一人のわがままで生きてはいけないということ。

総合すると、覚悟が足りず結婚して後悔するのは、「結婚後の生活を想像する時間が足りない」場合といえるでしょう。

パートナーと二人で家族のことや結婚後の生活のことなどよく話し合ってください。できれば、正式に婚姻をする前に少なくとも数ヶ月は同棲を経験しておくことがおすすめです。

リサーチを怠らないこと

結婚後の生活を想像できなかったという意外に、覚悟が足らず結婚後に後悔するもう一つの理由とは、相手の人格や家族に対する下調べが不足したままでいることです。

たとえば、相手が自分に専業主婦/主夫になることを望んでいるかどうかや、相手の家族がどのような人たちであるか、またパートナーがどこまで相手の自由を許せるかなど。相手の結婚に対する価値観を把握しきらないうちに入籍してしまうと、パンドラの箱を開けるような形で思いがけないリスクに直面してしまうのです。

特に、DVの傾向のある人は、相手が逃げられない状況になるまで本性を表さないといいます。

そのため、恋人関係の時点では何も問題ないように見えたのに、簡単に別れられない「婚姻」という法的な縛りのある関係になってから突然豹変するということが起こり、結婚後から数年経たないうちに離婚を考えなければいけなくなるのです。

「覚悟が決まらない」という状況は、見えない未来に対して不安で二の足を踏んでいるのと同じ状況です。よって、結婚の覚悟を決めるには、相手の情報を集めることで、未来をある程度想像可能な状態にし、不安を拭い去れば良いということ。

人は「わからない物、事、人」に対して恐怖を覚えます。結婚後の生活がどのようになるか、あらかじめリサーチをしておき、未来に備えて覚悟を決めましょう。

結婚願望がない恋人を説得する方法

筆者の経験ですが、時々、長年付き合っているのに結婚をしないカップルや、事実婚関係にとどまっているカップルと出逢います。

そんなカップルでも全員がその関係性に満足しているというわけではなく、カップルのうち一方は「本当は結婚したいと思っているけど、相手に結婚願望がないから」と我慢している場合も。

ただ、お互い心から愛し合っていて、相手と結婚しない理由が「まだ自由に恋愛がしたいから」などというものではない場合、子供を持つなど、恋人との関係の変化をきっかけに結婚に踏み切る人もいます。

結婚という制度のメリットを取る、という形や、周りの家族に押し切られて、という形でも結婚を決意する場合もあるようです。いずれにせよ、浮気をしたり別れるつもりがないのなら、相手が「結婚不信」でもそれほど深刻な問題ではないでしょう。

問題は、恋人が「まだ遊びたいから結婚したくない」という理由で結婚を拒んでいる場合です。

いつまでも恋愛をしていたい、結婚という関係に落ち着きたくない、今のままで変わりたくない。あるいは、「結婚をしたいという相手に巡り合わない」という理由。

未婚者(3,322人)に結婚していない理由を聞いたところ、「適当な相手にめぐり合わないから」が57.0%と過半数を占める
「自由や気楽さを失いたくないから」(32.9%)、「結婚後の生活資金が足らないと思うから」(29.6%)、「必要性を感じないから」(28.3%)が3割前後で続く。
男女別に上位5項目をみると、男女とも「適当な相手にめぐり合わないから」(男性55.4%、女性58.8%)が第1位にあげられている

引用元:少子化社会対策に関する調査等 内閣府

そんなことを恋人の口から聞けばショックですが、もし恋人が根無草のように恋人関係も変化の多いタイプである場合、その人と結婚するのは諦めたほうがいいかもしれません。希望を持ち続けて我慢を続ける時間が、いつか価値ある実を結ぶとは限らないのです。

「結婚したいタイプ」と「恋人になりたいタイプ」の相手は、それぞれ違うのではないでしょうか。刺激をくれるタイプの恋人は結婚という地に足ついた生活のビジョンが遠いことが多いので(筆者調べ)、結婚したいという自分の気持ちと人生設計と、現在の恋人を無理やりつなげないようにすることがおすすめです。

理由によっては諦めも肝心

恋人と十分な時間を過ごしてきた前提で、「自分は結婚したいけど、恋人はその覚悟がないらしい」という場合は、なぜ恋人が結婚に対して尻込みしているのか、その理由を知る必要があるでしょう。

家族の問題、結婚に対するイメージ、責任、経済力など、人が結婚の覚悟を決められない理由はさまざまです。

恋人として、できる範囲で相手の不安を拭い去る言葉をかけたり、サポートをすることで相手も結婚を申し込む勇気が出るかもしれません。場合によっては、相手のタイミングを待つのではなく、自分からプロポーズをするのが手っ取り早いこともあるでしょう。

一方、長年交際している恋人がいるにも関わらず、結婚をすると浮気ができなくなるから嫌だ、まだ遊んでいたいから結婚しないというタイプには注意が必要です。

筆者の知人の中には、10年付き合った恋人に捨てられたという人もいます。恋人の結婚願望を知っていて泳がせておくような人も世の中にはいるもので、自己中心的な対人関係を築く人は、何年待ったところで心変わりすることはないと思ったほうが良いでしょう。

人生は有限ですし、自分のやりたいこと、叶えたいことがあるなら、他人の意思を優先するよりは、遠慮せずいたほうが気楽なはず。何よりも自分自身を大切にできてから、初めて誰かと幸せな関係を築くことができるのです。

男女が直面する結婚後の3つの壁と乗り越え方

手でハートを作る男女

結婚の覚悟を決めるには、結婚後にパートナーとの生活がどのようなものになるのか、ある程度想像ができるように、パートナーの性格や家族、育った環境についてリサーチするのが大切です。

ここでは、一般的に結婚した後に男女の生活や立場がどのように変わるのかを説明します。

場合によっては「こんなの無理!」と思うかもしれません。しかし、ここで紹介するのは一例に過ぎず、パートナーや義家族との関係性によっては起こらない可能性もあります。

ただ、心の準備はしておくに越したことはありません。結婚したらどのような壁が立ちはだかるのか、男女別に3つの例を見ていきましょう。

女性の壁1:「嫁」という立場

日本人の古い結婚観では、女性が結婚をすると「嫁」という立場に置かれます。夫の家庭に入り、家事や育児を担うことになり、また夫の両親と同居することになれば、その家庭の中で一番低い立場としてみなされることになるでしょう。

現代でこのような価値観がどの家庭にも共通しているとはいえません。しかし、田舎や古風な価値観を持つ家で育った男性と結婚すれば、そのシステムの中に組み込まれる可能性は十分にあります。

極端な場合は掃除洗濯家事育児という家内のタスクをこなせるかどうかという能力を逐一ジャッジされるので、最悪の場合はロボット掃除機のルンバ程度の立場となってしまうのかもしれません。

ただ、息子の配偶者に上記のような扱いをし、自己肯定感を下げさせるような家庭は現代では非常識的なDV家庭としてみて良いでしょう。

一般的に、女性が結婚後に夫の両親との同居を嫌がるのは、プライバシーの問題以上に「嫁」=「便利な下働き」として扱われることを避けたいから、という理由もあります。夫が幼少期からどんな家庭で育ったかによりますが、結婚前から過干渉であったり、男尊女卑的な思想が読み取れる場合は、その相手との結婚にはかなりの覚悟が必要になるでしょう。

とはいえ、全ての家庭がこのような前時代的な考え方ではありません。常識のある家庭なら家族の結婚相手のことは大切にするものですし、「嫁いびり」のようないじめはしないのが普通です。

必要な時以外に干渉してこず、突然訪問してくることもなく、育児を助けてくれるようなありがたい義家族もいます。結婚相手の家族がどんな人たちなのかは結婚してからでないと全貌が明らかにはなりませんが、少なくとも入籍する前から交流を持ち、ある程度は把握しておきましょう。

自分の限界を設定しよう

結婚後、もしも夫だけでなく義家族と暮らすことになると、心の休まらない日々が待っているかもしれません。

自分の実家から離れていれば逃げ場もありませんし、義家族と相性が良くない場合は特に、他人の世話をする毎日は心も体も疲弊させてしまうでしょう。

そこまで極端なケースでなくとも、夫や義実家との関係に困る時があるかもしれません。我慢し続ければ、いずれ精神や体調を崩してしまいます。

そうなる前に、「これ以上は我慢できない」と思う、自分の限界点がどこまでなのかを設定しておきましょう。

「干渉しないでほしいこと」「承諾できないこと」がどのようなポイントなのかを言語化しておくことで、義家族への牽制をしやすくなります。逆に、限界点以下の物事には譲歩して対応することで、「悪い嫁」という印象もつきにくいでしょう。

人間というものは、相手が黙って我慢していれば図に乗るものです。しっかり意思を伝え、自分が「嫁」という便利グッズではなく、独立した人間であることを表す準備をしておきましょう。

男性の壁1: 仕事と家庭のバランス

結婚して、自分が主な収入を得て家計を支え、妻が専業主婦として家事や育児を担うようになる場合でも、夫が一切の家事育児を手伝わなくても良い、というわけではありません。

家事や育児も労働です。勤め先では同僚の仕事を手伝うのに、家庭で妻の仕事を手伝わないのは冷酷ではないでしょうか。休日や早めに帰った日などは、簡単な家事を肩代わりしたり、毎日少しでも子供の面倒を見るのが良い夫というものです。

それに、現代は夫婦が共働きであるのが普通になっています。夫婦が稼いだお金のバランスで家事の負担を分けるのでは不公平。労働時間の少ない方が多めに家事をしましょう。

家事が不得意だからといって、妻に家事を押し付ければ間違いなく喧嘩の火種になります。「やるかやらないか」が重要であり、至らない点の指摘も受け入れて家事スキルを向上させましょう。

また、仕事で帰りが遅くなるのは仕方ありませんが、飲み会などで家に帰るのが遅くなる日は週に1〜2度程度が限度です。結婚すれば、仕事や職場での関係より、家庭をかえりみなくてはいけません。

男性が結婚後に直面する壁とは、仕事と家庭のバランスがひとつ挙げられるでしょう。人が何のために仕事をしているのかはそれぞれですが、結婚したらそのうち何割かは「自分が作った家族のため」と考えることになります。

自分一人のためにお金を稼ぐ、というわけにはいきません。妻は人生のパートナー、つまりは「バディ」なので、ないがしろにしないよう、上手にバランスをとりましょう。

こまめな連絡を癖づけよう

家で夕飯を用意して待ってくれている妻がいる限り、せっかくの手料理を無駄にしてはいけません。しかし、飲み会という名の上司・部下とのコミュニケーションや、なかなか会えない友達が急に晩御飯に誘ってくるということもありますよね。

そうして家に帰る時間の直前で外食することになっても、連絡をするのが遅れた場合、妻はあなたのためにせっかく作った晩御飯を、食べずに冷たくなるまで一人で待っていることになってしまいます。

経験者として言わせてもらうと、夫の帰りを待っているうちに冷たくなったご飯を一人寂しく食べるのはとても辛いことです。

「遅くなるから晩御飯はいらないよ」という連絡を料理する前に聞けたらどんなに良いことでしょうか。しっかり料理せず自分のためだけに適当におつまみを作り、飲みながらゲームをするなど自分一人で楽しく過ごすことができたのに、連絡がなければ普段通り夕飯を作って待つ以外できなくなるのです。

逆の立場だったらブチギレませんか?相手のためにやったことを後出しで「いらない」と言われれば、誰でも傷つくし腹が立つはず。

もし急に外食をとることになった場合、妻を待たせてしまったなら、後日自分が晩御飯を作るか、いいお店で夕食を奢るなど、きちんと埋め合わせをしましょう。

結婚すると、このようにお互いの役割に敬意を払う必要があります。連絡義務が増えることも結婚の責任の一つですから、あらかじめ理解をしておいてください。

女性の壁2: 苗字が変わること

2023年2月現在、日本は夫婦別性が認められていない唯一の国と言われており、結婚をすると妻か夫のどちらかの姓を名乗ることになります。伝統的には女性が男性の家に「嫁入り」をする形になり、夫の苗字を名乗ることが多くなるでしょう。

よって、結婚で苗字が変わることという「壁」を主に女性の壁としてお話しします。ただ、夫が妻の苗字になる可能性もあるので、男性もこのセクションを参考にしてください。

苗字が変わるとどのような問題が起こるかといえば、まず自分の名義で登録したあらゆる契約を更新しなければなりません。

クレジットカード、スマホ契約、公共料金をはじめ、あらゆる登録情報を変更する必要がある上、パスポートなど一部では氏名の変更に手数料がかかり、運転免許証は期限内に情報を更新しなければ罰則の対象になることもあります。

単純に非常に面倒ですし、お金までかかるのはなんだか不公平とまで感じられるでしょう。あげく罰則なんてたまったものではないですよね。

また、苗字が変わる、つまり自分の名前の全貌が変化するということは、精神的にもストレスとなる可能性があります。

生まれてから結婚するまで親しんだ苗字で呼ばれなくなることは、アイデンティティの喪失でもあるのです。慣れるまではしんどいかもしれません。

加えて、職業によっては苗字が変わることでこれまでの業績がなくなる場合もあります。例えば研究者などは研究実績と氏名が結びついているため、結婚後に苗字が変わったとしても論文は旧姓のままの名前を「登録名」として使用する必要があるのです。

しかし、研究費申請などは戸籍名しか使えない場合もあり、登録名があったとしてもかなり大きなハンデがつくことも。
参照:「研究者の改姓事情」アカリク

そのため、研究者同士が結婚したら事実婚関係に留まり、入籍手続きを行わない方が不便が少ないかもしれません。

1日でも早く夫婦別性が実現することを祈るのみですが、苗字が変わるということが人生において痛打になり得ることは、結婚する前に知っておきたいところです。

自分へのご褒美を用意しよう

入籍後に苗字が変わると、契約の登録名変更の手続きや結婚報告など、多くのタスクに疲れてしまうことと思われます。氏名が変わって新しいアイデンティティを受け入れるのにも時間を要することですし、体力も精神も消耗するでしょう。

よって、入籍してからしばらくは、エステやマッサージに通うことがおすすめです。急になんだ?と思うかもしれませんが、忙しい日々でもモチベーションを上げるご褒美がある方が、結婚したことのストレスよりも喜びの方を感じられるはず。

カードや免許証、銀行口座などの登録氏名変更の手続きは書類仕事ですし、パソコンや紙に向かって肩の凝る作業をする必要があります。仕事や家事が終わってから、夜遅くまで作業を続ける場合もあるかもしれません。

また、結婚式や披露宴をする場合はその準備に追われた日々を過ごすことでしょう。このように、結婚してすぐはタスクが山積みとなるのです。

そのため、自分を甘やかす必要があります。結婚式をするならブライダルエステに通うのもおすすめ。マッサージや整体、スパなど、自分の好きな方法で疲れを癒しましょう。

良い枕を選んだり、寝具にこだわるのもおすすめです。新居に引っ越すことになるなら、入籍後すぐの「やることリスト」に備え、上質な睡眠を実現する枕やマットレスにお金をかけましょう。良い寝具を使うと眠りの深さが段違いですし、肩こりの解消にも効果があります。

結婚すると何かとお金がかかるものですが、自分達の癒しになる物事にもお金を惜しまないようにしましょう。そういったご褒美があることで、結婚後の壁を乗り越えるためのモチベーションにもつながります。

男性の壁2: お金の使い方

結婚のマイナスイメージに「結婚したら自由が減る」というものがあるかと思われますが、事実として結婚し家庭を持てば、独身の頃よりも自分の行動に責任が生じるので、自由が減るのは確定した未来だと思って良いでしょう。

特に、お金の使い方は気をつけなければいけません。もともと倹約家であればさほど問題はありませんが、給料が入った分だけ浪費する癖のある人は注意する必要があります。

家庭を持つことは、パートナーや子供など家族に対して責任が生まれます。怪我や病気、また失業や災害などの有事の際に頼れる資本がなければ家庭が崩壊してしまうので、もしもの時のための貯蓄は絶対に必要。

保険で賄えない「もしも」もあり得ます。未来の補償を自力でしなければならない可能性もありますから、毎月決まった金額を貯金するようにしましょう。

すると、独身時には趣味や交友費などに使っていたお金をいくらか貯金に回さなければならなくなります。彼女も働いているし大丈夫、と思っても、妊娠出産など女性のライフステージの変化に柔軟にサポートできる環境ばかりではありません。

社会保障が満足に子育てをサポートしていない限り、結局は主な収入を得ている男性が経済的な柱とならざるを得ないのです。

向こうみずな生き方は卒業しよう

お金を自分の好きなように使えなくなることが結婚後に男性に立ちはだかる主な壁のひとつですが、それ以外にも自制すべきことはいくつか挙げられます。

たとえば、健康管理。結婚して家庭をもつと、独身時以上に自分が倒れられなくなります。病気や怪我などで後遺症を負ったり、不幸があるなど自分という「柱」が折れてしまうと、妻や子供は悲しむと同時に困ることになるのです。

経済的にも、精神的にも頼れる人が一人いなくなってしまうのは、家族にとって大きな試練となるのです。そのような辛い生活を科さないためにも、自分が心身ともに健康であり続ける必要があります。

飲み会で記憶がなくなるまで飲む、1日にタバコを一箱吸う、怪我し得る無茶な遊びをするなどの向こう見ずな生き方は、家庭を持ったら卒業すべきです。守るべきものが守れなくなっては夫/父親失格ですから、健康管理はきちんとできるようになりましょう。

独身の時にはできたような、お金を得た分使い込んだり、好きなだけ飲み食いするなど、その日暮らしをするような生活は、結婚をしたらできないと考えてください。

女性の壁3: 家事と仕事の両立

もし結婚して、共働きでも家事を主に担うことになり、料理を主に担当することになれば、夕飯作りも毎日の仕事になるでしょう。テイクアウトを週に2〜3回できれば楽ですが、家計を抑えたければ自炊は必須です。

すると、たとえば朝9時から17時まで仕事をし、それから夫の帰宅までに夕飯の準備をすることになれば、結婚前と比べて「夕飯の支度」という1時間前後の労働時間が毎日のスケジュールに加算されるということ。

それから後片付けや、家族で団欒する時間を加えると、すぐに就寝の時間が訪れます。

未婚で一人暮らしの時は、晩御飯も適当に済ませ、仕事をする時間も趣味に費やす時間も自由に取れていたとしても、結婚すれば夫の生活リズムと折り合いをつけることになりますから、好きに使える時間も少なからず減るのです。

夫側も同じように生活リズムに変化があるとはいえ、毎日の仕事に家事が加わると、妻の時給労働の時間が減り、無償の家事労働が増えます。

そこでもし夫から「俺の方が稼いでるんだぞ」と言われたら、流血待ったなしの喧嘩が始まってしまう(が、お前は構わないのか?という気持ちになる)でしょう。

家事労働は、経験の少ない人には楽な仕事に見えがちです。しかし経験者にとっては、地味に頭を使う労働に変わりはありませんよね。料理一つでも、家にある食材を記憶し、献立を考え、調理時間を考慮しながらそれぞれのメニューを作り始めるなど、それなりの労力が要ります。

仕事がどれだけ忙しくても、家事をしなければ生活環境がどんどん悪化していってしまいますから、できる誰かがやらなければいけません。それが自分だけとなると、独身時代に比べてなかなか忙しい日々を送ることになるでしょう。

筆者も結婚後に趣味に費やす時間が減りました。夫と過ごす時間が好きなのでさほど辛くもありませんが、たまにマックのチキンナゲットだけで夕飯を済ませ、日付が変わるまで友達とオンラインでゲームをしていたような独身時代が恋しくなることもあります。

家事と子育てについて相談しておこう

男性が古風な価値観の家庭で育った場合、家事は母親の仕事であり、夕飯の準備の手伝いも女きょうだいだけでやり、男性の父親や自分、男兄弟は座って待つという毎日の中で過ごしたかもしれません。

しかし、そんな男性にだけ都合の良い社会はもう過去のものとなりました。現代では女性も働くのが普通ですし、結婚しても専業主婦にならず、夫婦共働きになる家庭も増えています。
参照:男女共同参画白書(概要版) 平成30年版 | 内閣府男女共同参画局

現代では夫にもそれなりの家事や育児のスキルが期待されています。ただ、彼氏が亭主関白な家で育った場合、家事の経験が少なく、満足な成果を出せない可能性もあります。

結婚してから自分で仕事も家事もこなしつつ、夫に家事を教えるとなるとかなりの肉体的・精神的負担になるでしょう。加えて育児もやることになると、疲労で倒れてしまうかも。

よって、結婚する前から家事や育児に協力してもらえるよう、彼氏に相談するべきでしょう。同棲を経験することが一番ですが、プラスで育児もするという想定もしておきたいところ。

そこで彼氏から拒絶の意思があればかなり問題ですが、受け入れてもらえるようならまずは安心。家事の分担では揉めることがあるので、どちらがどの家事をどの程度担当するかを決めておき、なおかつお互いにどちらの担当する家事もできることが理想的です。

男性の壁3: 性生活の変化

結婚をきっかけにセックスレスにおちいるカップルは年々増加しており、2020年の時点で5割以上にものぼりました。

女性の方が性的欲求が少ない傾向にあり、また男性と異なりセックスに求めるものが「快楽」ではなく「愛情表現」であることからも、定期的に発散する必要のある男性と比べても性交への興味が少ないことがわかるでしょう。
参照:第4回 ジャパン・セックス・サーベイ 家族計画研究センター

女性は生物的に発散する必要がないため、定期的にセックスをする必要がないのです。むしろ、自分が興味がないときにしつこく求められるとイラつくこともあります。しかし、男性からみれば「なぜか妻にセックスを拒否されるようになった」と思えるのではないでしょうか。

結婚すると、たとえ相手の女性が恋愛体質でも、だんだんと恋人のラブラブの関係から、一緒にいて安心する家族の関係になっていきます。毎日一緒に過ごすなか、女性はずっと発情しているわけでもないので、日常の中でリラックスする時間の方がより必要になるのです。

男性が2日〜1週間に一回程度、自慰行為をしていたのと同じ頻度を妻に求めると、同じくらい性欲の強い人でない限りはゲンナリされるでしょう。

結婚=「いつでもセックスできる」ではない

結婚すると時折パートナーのことを「手に入れた」かのように思う人がいますが、それは間違いです。結婚しても依然として独立した個人であり、自分の思い通りに動くことはありません。

結婚すれば好きな時にセックスできる、セックスし放題!にもなりません。強要すれば家庭内暴力になりますし、確実に嫌われます。

男性が結婚後覚悟すべきことの3つ目は、性生活が変化すると同時に、これまでと同様に自慰行為をする必要があるということ。妻は性欲処理の道具ではありませんし、その時の相手の気分によっては激しく拒絶されて傷つくこともあるでしょう。

しかし、妻もセックスをしたくないからといって、必ずしも夫のことをもう愛していないというわけではありません。キスやハグなどのスキンシップは好きでも、性行為は嫌だ、という理由があるのです。

まだ恋人同士だった時は、彼氏に気遣っていたが、結婚してから安心して「本当はそんなに気持ち良くない」という本音を出すということもあります。できれば結婚する前から彼女が演技をしていないか、一方的に奉仕させてないかどうか見極めたいところ。

あるいは、逆に妻の性欲が強すぎて応えきれない場合もあります。妻を満足させなければ、とプレッシャーに思うほど逆に自信が持たなくなってくるかも。

性の悩みは結婚後も尽きません。しっかりパートナーとコミュニケーションをとり、自分達に最適な解決法を見つけられるよう、歩み寄りながら結婚生活を送る覚悟を決めましょう。

結婚生活を心地よく過ごすために必要なこと

自分の恋人はきっとこれからも変わらない、と思えても、結婚すると案外変わるものです。

なぜかといえば、結婚すれば法的なつながりを持つわけですから、簡単に別れるという話はできなくなりますし、お互いの距離感がより近くなるので、家族に対するのと同じようにわがままを言うようになるから。

恋人同士の時には遠慮して言わなかった本音をさらけ出すようになるということ。それが最悪の場合はDVとして現れることもあります。

DVがあった場合は離婚を検討しなければいけませんが、それほどひどくない場合はできる限り話し合いの上で改善を心がけてもらうことになるでしょう。そのように、結婚後に相手のコミュニケーションの取り方が変わることも、覚悟しておくことの一つになるのです。

ただ、「結婚の覚悟」と考えてしまうと、悪いイメージに対して身構えてしまうのではないでしょうか。記事内でさんざん結婚のデメリットを取り上げて悪い印象を植え付けてしまったかもしれませんが、最も大切なのは「前向きな期待」だと思われます。

好きでもない人と仕方なく結婚する、という時代ではありませんし、ほとんどの場合は好きな人との結婚を悩むわけですから、相手の欠点や将来対面しうる問題に自分が対応し切れるのかどうか、自信がないだけなのかも。

結婚したいのは今の相手だけだけど、覚悟が決まらない、という場合は、覚悟を決める方に解決方法を探る方が良いですが、「今の相手じゃなくても良いのではないか」と少しでも思うなら、結婚の覚悟が問題ではないのかもしれません。

いずれにせよ、主観的な悩みなら、優先するべきなのは自分の将来。「この人と結婚しないと、この人はずっとダメなままなのでは」といった悩みは、きっと他の誰でも解決できてしまうのです。

自分が「この人じゃなきゃダメ」だと思える恋ができるまで、結婚も未来のままで良いのではないでしょうか。しっかり悩んで、結論を出してください。

スポンサードリンク



コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

ABOUTこの記事をかいた人

わさ美

国際結婚ライターのわさ美です。これまで日本人男性とも色々と恋愛を重ねてきましたが、なんやかんやで全部失敗。しかし2018年に出会ったアメリカ人男性と2020年に国際結婚し、現在はアメリカのワシントン州で暮らしています。子供は今のところ持たない予定。